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師岡絵美里の
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さて。
ちょっと概念的な文章になってしまいそうなんですが、書いてみようと思います。
私はヨーガの思想とか哲学を勉強したりまたそれを教えたりすることが好きなのですが、
実際にそれらの教えが機能するかどうかというのは、
身体的な練習ありきだと思っています。
体で行動できること=知っていること
だからです。
これを、私たちの日々の生き方という観点で話します。
例えば、会社を辞めて別のことをしたいと希望していたとします。
「この会社を辞めても私は平気だ」と「思っている」とします。
もしくは「この会社を辞めたら私は自由だ」と「思っている」とします。
でもそう思いながらも、実際は、やめることができなかったり、考えているだけで行為まではしない、となると
「思ってはいるけど、本当は知らない」
ということになります。
思いながらも実際はそれがどういうことなのか「知らない」ので、
行動にならない。
別のたとえ。
「彼に嫌われても平気だ」と思っていたとします。
でも実際は、彼に嫌われないように、装ったり、振舞い、思っている通りには行動しないというようなら、
本当は「彼に嫌われても平気だ」ということを知らないということになります。
こういった場合、「思っている」ことを本当の意味で「知っている」わけではなく、本当は「知らない」ので、そのままの行動ができないんですよね。
「私にはできる!私にはできるの!」
と思いながら、でも行動に現れないのは、
本当は「私にはそれができる」ということを「知らない」ので、
前もってそれについて「考える」んですよね。
本当にできると「知っている」ならば、「考える」というプロセスを経由しないで「行動」しています。
ということはです、
自分が現在「知っていること」を知りたいのであれば、
「自分がすでにしていること」を改めて見渡してみればいいだけです。
自分がしていること=本当に知っていること
になります。
思っているのに行動にできないことというのは、
まだ「知らない」からです。
ではじゃあこのジレンマ的な「できない(知らない)」を脱却するにはどうしたらいいか、
これもまたかなり簡単で
「やってみればいい」
に尽きます。
行動してしまえば=知っている
になります。
椅子から立ち上がるのにいちいち勇気はいらないですよね。
(↑体の調子が悪いとか怪我をしているとか特殊な状態を除き、一般的に。)
椅子から立ち上がることにいちいち
「大丈夫、私はこの椅子から立ち上がれる!」
とか思わないです。
スッと立ちます。
いろんなことをそんな感じで、スッと、椅子から立ち上がるが如く
知っていけるといいですね。
実際は可能なわけです。
マインドが「思っている」という時間稼ぎをしようとするんですが、そこを振り切ってやってしまえば、こっちのもんです。
「思う」のが悪いわけじゃないのですが、「思っているだけ」というのは不健康です。
「考える」と「行動する」を完全に同時にすると
「知っている(できる)」になります!
これねーーー
できると気持ちいいです。
ダンスとか、まったく同じだと思います。
娘のバレエの先生が
「バレエはすごく考える踊りで、自分の体をどう動かすか細部にわたって考えながら踊ります。」
と言っていました。
考えながら踊るのであって、「考える」と「踊る」に時差はないんですよね。
そんな感じです。
人それぞれ、まだ踏み込めない領域とかがあるのは思いますが、
やりたいなと思ったことであれば
「思うだけ」をやめて、
どんどん行動して「知っている」にしていきましょうよ。
人生一度きりなので。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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