みなさんこんにちは。
師岡絵美里です。
まずお知らせです。
師岡絵美里の
「ハートで感じるヨーガ哲学」オンライン講座
新しいオンラインの講座がそろそろスタートします。
ご検討中の方はお早めにお申し込みください。もうすぐ締め切りです。
この講座は、人生を整理して新しい心で再び歩くためのヨーガ哲学プログラムです。
思考パターン、人間関係、美と健康対策、
仕事やお金、愛と性など、それらの大事な要素をヨーガの観点から総合的に見直すことができます。
そしてそれを実践に移す技がいっぱい詰まったポジティブなプログラムです。
かなり変わると思います!!とてもいい意味で。
ぜひご参加ください。
http://www.heartmatrix555.com/home/ハートで感じるヨーガ哲学-オンライン講座/
<内なる無上の光に>
昨夜の皆既月蝕はとても魅惑的だったので、それを思い出しながら先ほど一時間くらい瞑想してみました。
私は、「変容」という言葉が好きです。
変化、でもいいんですけど、ニュアンスとして変容の方を好みます。
昨夜の月食は刻々と移り変わる月の姿に、
私たちの住んでいるこの世界をはじめ、すべての出来事、
心模様、そして体という場所の持つ、
変わりゆくすべての気配を感じながら
月を見ていました。
私たちは「変わっていい」生き物として生まれて来ているはずなのに
いつしか、変わることを恐れるようになる生き物でもありますね。
そして変容という自然の業の持つ偉大なプロセスをも恐れ、
自分自身で変化をコントロールしようとします。
もちろん手綱を握れるのはいい側面もあります。
しかし、矯正されすぎた自然はむしろ自然でなくなり
本当の自分の伸びゆく様がいったいどんなであったのかも
忘れてしまいます。
一度のびのびと自分を解放してみるといと思います。
誰であっても、休憩は必要だし、リセットは必要です。
ヨーガや瞑想のクラスをやっていて思うのは、
静かにできる時間を持つこと
そして自分の事を考えていい時間を持つことって
本当に幸いな時間だな
ということ。
ヨーガレッスンさえ出れば、自分にまつわる全部てが変わるわけじゃないけれど
でも、呼吸を共にすることで、体を丁寧に扱うことで、瞑想をすることで
私たちは本来の自己が持っている静かな領域に戻り
そこで魂の気配やその温度、手触りや色合い
そういった源泉に自分を浸し
そして戻ってきます。
そうすると何かが変わっています。何かが何なのかうまく言えなくても。
私の好きなヨーガスートラの一節です。
〜永遠の至福に満ちた、内なる無上の光に瞑想することによって〜(yoga sutra1-36)
それによって、私たちは心の清らかさを保ち、そして真実への理解、智慧の獲得、
生き方の成熟を助けられます。
レッスンや講座の中でこの節を出しますと
「(瞑想しても自分の中に)光がよく見えません」
という声をよく聞きます。
それは、あなたの最も神聖なハートは常に輝くものなのですが、
オブラートのような膜が覆っているから、光が見えないように感じるんですね。
そのオブラートは、体で言ったら皮膚の垢のようなものです。
ちゃんとしかるべき方法で除去すれば必ずハートの本来の光を見る事ができます。
瞑想をしても光が見えない。
そういう時は、以下のように唱えてみてください。
"この霧を霽(晴)らしてください
この闇を取り払ってください”
と、ゆっくりでいいので何回も自分自身の意識に対して唱えてみてください。
自分の中には必ず光があるんです。
ヴェールのその奥に、本当に驚くほどの光量の光があります。
まずはそれをイメージするだけでもいいんです。
そしてまた伝えてください。
"この霧を霽(晴)らしてください
この闇を取り払ってください”
もっとクリアになっていきます。
さあ、ちょっと瞑想して、よい夜を。
また明日、明日が待ってます。
ナマステ
師岡絵美里