EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2016年3月25日金曜日

バリ島リトリート2016 vol.3 バリ島の黎明







リトリート中は、朝6時から瞑想をしていました。







明け行く朝のバリ










午前6時だとまだ暗いのですが、




鳥たちの、とても細かい粒子のような声が満ちていく時間です。




バリの鳥の声は特別です。




日本の、チュンチュン、というような音色ではなく、




プラーナの粒が絶え間なく生じ続ける、




細かな炭酸が木々の緑とともに沸き立つ、




そんな音なんです。



チュンチュンみたいな感じで擬音語として文字に起こせないので、


ブログで伝えるのは難しいです。


聴いてもらうしかないですね。




私は、この早朝のバリの鳥たちの声が好きで、


何度もここに来てしまっていると言っても過言ではないくらいです。







朝の瞑想の時間は、各々が集まって好きに瞑想を始めます。




特に私が何か指示を出すところからスタートするわけでもなく、



それぞれが自分が座りたいところに座って、




目を開けて、緑の木々や空を見つめる人もいれば、



目を閉じて瞑想する人もいるし、



シャバアサナでくつろぐ人もいます。




スタジオはオープンシャラで屋根はあるけど屋外ですので、




自然の中に溶け込むことができます。







とてもいい時間です。







一時間、瞑想や呼吸法、




そしてごくゆるやかな太陽礼拝などで時間を過ごしているその傍らで、




空が完全に明けていきます。




黎明から、太陽の世界に移行します。







このグラデーションの中にいるのが、最高にいいんです。




こうやって後から文章で「書く」ことはできますが、





実際にはその時間、何を考えていたかなんて全く覚えていないし、




おそらく何も考えていないです。




ただただ、現象が生じ続けるだけ。




自分という一人間も、その起こりゆく現象のただの一部。




ただの一部なのです。


そう感じられるだけで、救われます。



魂の深いところに、理由なき癒しが起こります。



あの鳥の声と、空が光へと染められてゆく気配が、

もうすでに恋しいです。












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