EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-
心の救済・神との関係として
ひとつ前の記事で、人間関係についてのお悩みに関してのアドバイスを書きました。
前回は、自分の心のエネルギーを落とさないためのフィジカルなアドバイスをしました。
今回は、もうちょっと哲学的な面での提案を書きますね。
毎日顔を合わせないといけない人に、辛辣で、冷たく、横暴で、拒絶や支配的な態度をあからさまにとられたら、そりゃつらいです。
前回の内容でものべたように、そういう人はもう態度を決め込んでしまっている場合は多いので、その人が変わることを期待しないほうがいいです。
でも、毎日接する必要がある。
そんな時、考え方のひとつとして、胸に入れておいてほしいことがあります。
これをやるには、物理的な現実(状況)がひどくても、その奥にある真理を見据えている必要があるのですが、きっとできますよ。辛い時ほど、そういったことが可能になる潜在的なパワーがあるのです。
「これは、この人と私の関係性のお話ではなく、私と神との関係を親密にするためのレッスンなんだ。」
と思ってみてほしいです。
たしかに目の前の人のいじわるや冷酷な態度に耐えながらそう思うのって、最初は難しいというのはわかります。
でも深呼吸して、前回の内容で述べたように自分のスシュムナーに新しい生命エネルギーを満たして、
「これは表面上、この人と私の問題のようであるけれど、実際は神と私の対話なんだ。」
と、思ってみてください。
最初は難しくても、そう思うことで、別の次元の目が開いていくんです。
人間関係だけではないのですが、
つらいこと、苦しいこと、受け入れるのが難しいこと、というのは、生きて入ればそれなりに起こってきます。
そんな時には、私の大好きな、このメルマガでもたびたび掲載しているパラマハンサ・ヨガナンダ師の言葉を思い出してほしいです。
「試練はあなたを破滅させるためにやってくるのではなく、神にもっと感謝できるようにするためにやってきます。」
自分に敵意や憎悪を向けてくる人やどうにも合わない人とずっと同じ場所にいるのは、お互いにとって淀んだ時間になりますので、離れるなり状況を変える策がないか探ってみつつ、一緒にいないといけない間の心の指針として、心の中においてほしい言葉です。
意外とね、そういうふうにある種の割り切りを持って、抽象度の高いところに心を置いて接していると、(期待しすぎはよくないけど)、けっこう関係がよくなったりすることも無きにしも非ず。
実際には、そうなんですよね。すべての物理的現象の中に見出せるのが、神との対話。
表面上の状況や、個別の出来事の奥には、すべて、自分と神との対話があります。
「試練はあなたを破滅させるためにやってくるのではなく、神にもっと感謝できるようにするためにやってきます。」
『神様、いろんな学びをありがとう。
こんなに誰かに嫌われていじわるされてるけど、
あなたのことを前よりももっと近くに感じるよ。
(だからはやく終わらせてください(笑))』と、神と対話してみたって、いい。
心に、ユーモアを持っていられるって大事なこと。
神との対話も、敬虔な祈りとともに、ユーモアを持って語り合ってみることをおすすめします。
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