EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2018年7月2日月曜日

「冷えた味噌汁は内容によっては美味い場合がある。」人生に活力を与えるエミリ哲学。



冷えた味噌汁は内容によってはとても美味い場合がある。

パラマハムニダ・エミリナンダ



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みなさんこんにちは

師岡絵美里です。




*******せんでん*******
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ここ何回か、ヨーガのグルの名言をたくさん載せてきましたので

ここらで一発私の人生教訓も載せておかないと、と思います。

ましてや読者諸君に

 ”自己の妄想の中の偉人にほだされた自己啓発好きなスピ系によるブログの連続投稿”


 と思われても大変シャクなので

やはりここは、かましておこうと思う。



冒頭の名言は私のこれまでの人生で養った中でもかなりの深淵なもので、人間の知性と習慣についての秀逸な教えです。



前後の文脈も見ておこう。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『夕飯の後にすぐに洗えばいいはずの皿たちを

就寝前まで放っておく人は多い

あの時すぐに洗っておけばこのような己の怠惰を象徴するかのような光景を見ずにすむはず、と

わかっていながら食後の満腹時にはベッドにごろんするという目先の報酬に負けて

スマホでもチカチカやってしまうのである

そしてもういよいよ今日という一日にアディオスと言わしめたいというその時

片付いていないシンクやキッチンテーブルを見て

お決まりの自己嫌悪に落ちるのだ



たしかにこのような行動と、それに伴う結果的感情の落ちどころは

毎日繰り返される生活の中の通過儀礼で飽きるほど認知されている


 「こうすると、こうなる」

 「こうすると、こう思う」


その再現性の高さはヒマラヤのごとくである

そのような認知度にも関わらず

人はやはり同じようなことを繰り返し行ってしまう




ここで我々が気づくべきことは以下である


「認知」とはまさに暗い大海に光をともす灯台とその光のようなもの

しかし大海原の中で舵を取り航海するのは

光ではなくまさに船乗りである

認知という光があってもなお、船は船乗りの腕と気分で進み

そして潮の流れや天候次第によっても大きく左右されるものなのでもある



認知すること、というのは顕在の意識上で捉えられるごくわずかなことに限られる

それに比べ我々の無意識の領域とは、大海のごとく


人間の知性とは神から与えられた高度にすぐれた心的機能であり

現実の中の様々な要素の差分を理解するうえで欠かせないものであるが

しかし「知ることができる」ということと「コントロールできる」ということはまったく別の話で

そんなことは英会話教室のキャッチコピーでさえ謳い文句にするほどの周知の事実である


人というものの構成はすべてが知性によって制御されるようには作られていない

先に述べた「洗われない皿」がいい例だ

人間やその人生というのはほぼその全体が「習慣」によってできている

灯台の光が今いる場所や状態を照らしたとしても

舵をとる者の気分と、身についた習慣的な動作が

一瞬という刹那にも満たないわずかな時間で

その時の行動を決定してしまう

 わかっているのに、できない


よって我々が是が非でも習得したいのは

習慣の改変である

灯台の光の中に照らされた時に実行可能となる「自動的な動作」を、よりよいものへと変換し

そしてそれが癖になるまで身につけなければならない




ここで希望をかかげておこう

人というものは確かに

良い習慣だけでなく自分を下げてしまうような習慣を持つことが多い

だがしかしそれは

その人間の人格のすべてを否定する材料にする必要はない

認知の光によってその悪習が照らされたとき

習慣を変えていくための動作を起こすことができれば

その人間は新たな道を進むこととなる

人は変われるのだ

そのようにして無自覚に出てしまう癖の中に

変えていくべき自分を発見することができるのはまさに知性の力

その知性をもって新しい認知から何かを学ぶ必要がある


片付けられずに残っていた味噌汁を碗にも入れずにおたまから直接すすってみた時

興味本位で飲んでみたその冷え切った味噌汁が

妙に美味い場合もある

じゃがいもやきのこなどは冷えてもなかなかの味わいがある

煮込みすぎていなければ白菜などもいい

これがオクラやなめたけなどのドロドロ系であった場合には好みも別れる場合があるだろうが

多くの場合「味噌汁は温かいから美味い」という常識を

払拭してくれるものがある

冷えた味噌汁でも内容によってはとても美味い場合があるのだ

「片付けておかなかった」という好ましくない習慣によってなされたことの中にも

そのようなささやかな気づきがあったら

それだけを受け取っておこう

人生には「意外な楽しみ」が必要だ


ただし、その他の残りの悪しき習慣は洗い流さなくてはならない

行為の変換、という人間に与えられた能力を使うのである


知性というのはそのようにして

未知を既知に

無自覚を認知に

既存の考えを新たな発見へと導く先導として

自己の改変を促すために働かせなくてはいけない

なぜなら習慣という潮の流れは

時として知性など

大波に流される浮き輪のように無力と化してしまう場合もあるからである


どんなに冷えた味噌汁が内容によってはとても美味いと気づいても

 じゃあ明日も放置しておこう♫

などとずる賢く知性を使ってはならない


世の中には、冷製スープなるものもある

目的を持ってそれを創造するという食文化とシェフの知恵であり

それが研磨と改良の産物であるように

人は認識力を働かせ

「なりゆきでそうなった旨味」に頼りすぎてはいけない

そしてもうひとつ

美味いからといって調子に乗って夜中にそんなに味噌汁を飲んだら

塩分のとりすぎで翌日顔や手足がむくむのは必須である

そのようにして我々は

習慣やそこから起こる二次的な作用から己を学び

よりよき方向へと舵を取れる新たな習慣を身につける必要があるのだ

ヨーガの実修というのは

とどのつまり習慣の変更と言っても過言ではないだろう

そのことを胸に刻み込んで進むべきである

炒め物をしたフライパンや油っこいものを放置すると

時間がたってから洗うのが難儀であることを

ぐっと腹に力を入れてもう一度認めなくてはいけないのだ


今日はこれを覚えておこう

洗い物と

自分を放置してはならない』


パラマハムニダ・エミリナンダ

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今日はこんなところです。

人生は、ヨーガ哲学とユーモアで舵取りを。




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師岡絵美里


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