EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2018年8月29日水曜日

EMIRIの心セッション「 天職、転職、の見つけ方」


仕事や職について。




「私の天職ってなんだろう

ほんとうにやりたいことってなんだろう」



というところ。


ひとつ簡単でわかりやすいのは

自分の「気づきが高い分野」で行く、

そこで勝負することだと思います。


「得意な分野」は自分でわかっている人が多く

それでそのまま葛藤なくいけるならばそれでもいいと思います!

でも、「技術的に得意」が、「働くこと」やビジネスにうまく結びつかない人も多いんですよね。


「好きなこと」もみんなそれぞれにあって、それももうわかってる。

でもそれが、働くことやビジネスに結びつかない人も多い。





私が思うは、人それぞれが持っている

「気づきの得意分野」

です。


これは自分に対して思ったところがスタートなんですが、

私はヨーガの哲学とか思想とか宗教とかに

乾いた布と水のようになじみがはやくて、

そこでなにかに「気づく」ことが、

(あえて人と比べても)「はやい」し「多い」んだな、と。

地元の食堂みたいですね。はやくて多い。

「はやい」「多い」のそのあとの「出てきたものの研磨」は必要ですが、

基本、やっぱ早くて多いのです(笑)

向いてるんですね。



哲学理論など、

「解説をさらに解説」とか

こと

というようなところや、

「このひとつの文章から導き出せる多くの視点」

ということへの理解・気づき・発見が、

私の場合、宗教とか哲学に関してすごく「はやい」し「多い」んです。


そういう時、自分をある種の「マシーン」みたいに感じます。

もともとそれに特化して作られたプログラムをインストールされたマシーンみたいに。


生業にしていくうえでの苦労や、努力しないといけないところはたくさんあっても、

それそのものへの気づきや理解という面では、

興味の触手をフルに伸ばしていればいい楽しい感じです。



そういった先天的なものも、きっとあるとは思うですが、
話すと長くなるので詳細は割愛しますが、
小さい頃の家庭での生活から、大人になって自分で進んできた道の中で、
いろんな宗教になじんできたので、ヨーガに出会うころには、ヨーガの考え方やヒンズイズムをキャッチできる土台が育っていたと思います。

生活の中で体感したどの宗教的経験も深かったのもあり、変化球にとんだ精神世界のルートを通ることができたのはラッキーでした。
読書好きとオタクっぽさも助けになってますね(笑)



そんなこんなで、

それぞれの宗教や思想の持っている根本的な「美意識」というものを捉えるのが、得意ではやいです。違いを検知するのも得意です。




でも!逆を言うと、

別の分野になると、おそろしく気づきが「おそい」し「少ない」というものもあります(笑)。

頭ぼーっとしちゃう分野ってあります。

説明されても理解できない、とか(笑)。かっこわるいから言わないけど(爆)。

(それはまた別で「向いてない&かっこ悪い特集」を組もうかな w)



私がそういった「自分にとって気づきが遅い、少ない」という分野ですごくがんばっても

やっぱり時間もかかるし仕事として職として

人に価値を提供できるものも少ないと思います。



やってできなくないかもしれないけれど、

吸収にやたら時間がかかり、それはそれで苦労し、

発信してもそもそも「気づき」が少ないというのは、熱量や説得力、おもしろみの提供には欠けるということになると思います(笑)

それはやっぱり自分にとって職にもビジネスにも向いてないと思います。




自分にとって「気づきが少ない」分野でがんばって仕事している人は

もともと持っているオリジナルの方向性へのエナジーが

「使い所のズレ」で自然に漏れてしまうので

なんとなく仕事が「これでいいのかな感」があったり、

もしくはもうつまらないだろうと思います。

でもやめるわけにいかないので、楽しさを見出すという努力にエネルギーを使ったり。

人間関係の良さとか、お給料のよさとか、

どこかに属して働いているなどの社会的な安心を引き換えにその分野でやり続ける人もいるとは思いますが、

その分野で気づきがあまりない、ってことは

「情熱」のベクトルがズレているので

やっぱり疲労しちゃうと思いますよね。





でもまた翻しますが、

その分野に興味はあまりなかったけど

一生懸命やってるうちに自分ならではの感性が磨かれて、

気づきが高まり、情熱もわいてきて

スタート時はそれほど興味も得意もなかったけど、

今は楽しく生き生きやってるよ、という人もいますね。


いろいろな職を経験してがんばってきた人などは、

何に対しても「気づき」を見出す土台や忍耐ができていたりもしますので、

いろいろな分野で周波数高くいけちゃう

そういう段階に入っている人もいます。




とにかく、

自分はこの分野だと「気づき」が高い

というところを仕事にするのは、ポイントだと思います。



個人的な経験から・・・

最近はもうやっていないのですが、

ヨーガのインストラクターさんたちの研修というポジションで

大きなヨガスタジオの中でヨガに関わることを生業として働く女性たちを

たくさん見てきました。


やっぱり、この職業でも気づきが鋭く、広い人は

かりにその職業のうえで悩んでも、悩み自体が創造的というか

つまり核心をついている悩みなので、

突破すればもっと先へ進めるタイプの葛藤や悩みを持つことができます。

自分にとって発展性のある問題を無意識的にでもキャッチして考えたり悩むので

そこを超えてさらに気づきを高めて成長し、ヨーガの教えも深みを増して行く。



でも、ヨーガを教えるという分野にいても、

そこでの気づきの触覚があまり働かないタイプの人というもの、たくさんいます。

これだけスタジオが増えて、これだけインストラクターさんが増えたので、どっちもタイプも増えて当たり前なんですね。

どの業界もそうなんじゃないかと思います。


後者のような、

本当はヨーガではない別ことのほうが興味も気づきも高い

という人は、ある段階でそこを離れていって

自分にもっとあった生業を見つけて行く人もいれば、


どこかに所属している安定性を離れるのが難しかったり

まだ他を見つけ出せていないからなどの理由で、

あまり得意ではないけれどがんばって、

悩んで、

続ける人もいます。

この場合の悩みは、「その先」が見つかりにくい悩みでもあると思います。


というのもやっぱりその人の自然な特性であったり適正があっている場合は

その中で心の悩みの解消や、行為の転換をしていくことができると思うですが、


神様、自然の力が、

  あなたはこっちじゃなくてこっちに行ったほうがいい

という力が働いている場合、例えアドバイザー的な人がなにかアドバイスしたとしても、

本人が核心に到着するのが難しいんですね。




お話を、わたしの身近な話題で例にあげましたが、

みなさんの職業や職種の中でも、

そういうことありませんか?







シルヴィ・ギエムをご存知でしょうか?

バレエの世界的ダンサーです。日本でも絶大な人気があります。

一昨年かな、引退しましたね。


彼女の身体能力とダンスは

技能的な意味では誰にも追いつけないようなものがありますし、

そして独自の踊りへの感性と美意識の鋭さは、バケモノ級です(笑)。

私もだいすきなダンサー。



彼女は思ったままをストレートに言う人で、

若い頃はとくに辛辣にとられてしまうようなコメントもするタイプでした。


以前なにかのインタビューかドキュメンタリーか何かの中で、

多くの、バレエを目指し練習する人々をみて彼女が、


「才能のない人の努力を見るのは辛い。」


と、、、、ひとことで言い終えてました。


   あははははは(笑)


・・・苦しいですね!! ぎゃふんですよ。

黙るしかない(笑)

それ言えちゃうレベルの彼女のダンスなので

グーの音も出ないですし、ある種の爽快感すらあります。



でも確かに、そういう面もありますね。

趣味で、楽しみとしてなら好きにやればよくても

それを生業として、その道のプロとしてやっている(やっていきたい)という場合は、

あまりにも自分の性質とかけ離れたものですと

努力がなかなか報われない

一生懸命がんばって、悩んでも、突破口が見つけにくい・・・

となってしまいます。

経験としてそういうことが必要な時期もある、とも思いますが、


仕事、ビジネス、のように

目的と目当て(結果や収益ですね)がはっきりしている場合、


やはり自分の適正を把握し、土俵を選択する必要はおおいにあると思います。

夢をかなえるにも、叶えやすい分野があると思います。



その見極めが、その分野での「気づき」の高さ、だと思うのですね。




そして「好きなことを仕事に」という風潮も流行ってますが、

それだけでもないと思います。


「好き」は情熱の出どころなので大事なんですが、

好きで愛着があっても「向いてない」ものもあるんですよね(笑)。あるの(笑)。

でもこの場合、好きなのでしかたない。誰の指図も受ける必要はない、好きなんだから。


ただ、気づきのアンテナが高く広くないと、好きでも行き詰まります。

好きな仕事の範囲内で「使われる人間」から出ることができないんですね。




ひとつの目安にするといいかなと思います。

自分の「気づき」が高い分野。

それってなんだろう、と。

今やってるこれは、それにあたるかな、と。


職替えを考え中の人は、

好き、得意、だけじゃなく

「気づける」分野かどうか、も入れてみてください。



そして(だいじなこと言う)

その分野で、人に「気づき」を提供できるか

ですね。






AIとかも素晴らしく開発されちゃってる昨今、

自分がその分野で、どれだけ感性と美意識を働かせていけるかが、

今後の人類の働き方全体のテーマでもあると思うのですよ。




仕事、職という部分でちょっと停滞している人にも

そういったイメージを自分の中で繰り広げてみて

感性が高まりワクワクしてくるものや

インスピレーションわいてくるものに調べを入れてみるのもいいと思います!




実際のこととして

仕事が楽しくそして

楽しいだけじゃなく収入も見合っている、あがっていく、

仕事と収入を自分で作っていける、というのは、

心にとってかなりの健康だと思います。


こういったこともまた、一緒に考えていきましょう!!



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長文読んでくださりありがとうざいます。

感謝をこめて
師岡絵美里

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