EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2018年8月29日水曜日

EMIRIの心セッション「 天職、転職、の見つけ方」


仕事や職について。




「私の天職ってなんだろう

ほんとうにやりたいことってなんだろう」



というところ。


ひとつ簡単でわかりやすいのは

自分の「気づきが高い分野」で行く、

そこで勝負することだと思います。


「得意な分野」は自分でわかっている人が多く

それでそのまま葛藤なくいけるならばそれでもいいと思います!

でも、「技術的に得意」が、「働くこと」やビジネスにうまく結びつかない人も多いんですよね。


「好きなこと」もみんなそれぞれにあって、それももうわかってる。

でもそれが、働くことやビジネスに結びつかない人も多い。





私が思うは、人それぞれが持っている

「気づきの得意分野」

です。


これは自分に対して思ったところがスタートなんですが、

私はヨーガの哲学とか思想とか宗教とかに

乾いた布と水のようになじみがはやくて、

そこでなにかに「気づく」ことが、

(あえて人と比べても)「はやい」し「多い」んだな、と。

地元の食堂みたいですね。はやくて多い。

「はやい」「多い」のそのあとの「出てきたものの研磨」は必要ですが、

基本、やっぱ早くて多いのです(笑)

向いてるんですね。



哲学理論など、

「解説をさらに解説」とか

こと

というようなところや、

「このひとつの文章から導き出せる多くの視点」

ということへの理解・気づき・発見が、

私の場合、宗教とか哲学に関してすごく「はやい」し「多い」んです。


そういう時、自分をある種の「マシーン」みたいに感じます。

もともとそれに特化して作られたプログラムをインストールされたマシーンみたいに。


生業にしていくうえでの苦労や、努力しないといけないところはたくさんあっても、

それそのものへの気づきや理解という面では、

興味の触手をフルに伸ばしていればいい楽しい感じです。



そういった先天的なものも、きっとあるとは思うですが、
話すと長くなるので詳細は割愛しますが、
小さい頃の家庭での生活から、大人になって自分で進んできた道の中で、
いろんな宗教になじんできたので、ヨーガに出会うころには、ヨーガの考え方やヒンズイズムをキャッチできる土台が育っていたと思います。

生活の中で体感したどの宗教的経験も深かったのもあり、変化球にとんだ精神世界のルートを通ることができたのはラッキーでした。
読書好きとオタクっぽさも助けになってますね(笑)



そんなこんなで、

それぞれの宗教や思想の持っている根本的な「美意識」というものを捉えるのが、得意ではやいです。違いを検知するのも得意です。




でも!逆を言うと、

別の分野になると、おそろしく気づきが「おそい」し「少ない」というものもあります(笑)。

頭ぼーっとしちゃう分野ってあります。

説明されても理解できない、とか(笑)。かっこわるいから言わないけど(爆)。

(それはまた別で「向いてない&かっこ悪い特集」を組もうかな w)



私がそういった「自分にとって気づきが遅い、少ない」という分野ですごくがんばっても

やっぱり時間もかかるし仕事として職として

人に価値を提供できるものも少ないと思います。



やってできなくないかもしれないけれど、

吸収にやたら時間がかかり、それはそれで苦労し、

発信してもそもそも「気づき」が少ないというのは、熱量や説得力、おもしろみの提供には欠けるということになると思います(笑)

それはやっぱり自分にとって職にもビジネスにも向いてないと思います。




自分にとって「気づきが少ない」分野でがんばって仕事している人は

もともと持っているオリジナルの方向性へのエナジーが

「使い所のズレ」で自然に漏れてしまうので

なんとなく仕事が「これでいいのかな感」があったり、

もしくはもうつまらないだろうと思います。

でもやめるわけにいかないので、楽しさを見出すという努力にエネルギーを使ったり。

人間関係の良さとか、お給料のよさとか、

どこかに属して働いているなどの社会的な安心を引き換えにその分野でやり続ける人もいるとは思いますが、

その分野で気づきがあまりない、ってことは

「情熱」のベクトルがズレているので

やっぱり疲労しちゃうと思いますよね。





でもまた翻しますが、

その分野に興味はあまりなかったけど

一生懸命やってるうちに自分ならではの感性が磨かれて、

気づきが高まり、情熱もわいてきて

スタート時はそれほど興味も得意もなかったけど、

今は楽しく生き生きやってるよ、という人もいますね。


いろいろな職を経験してがんばってきた人などは、

何に対しても「気づき」を見出す土台や忍耐ができていたりもしますので、

いろいろな分野で周波数高くいけちゃう

そういう段階に入っている人もいます。




とにかく、

自分はこの分野だと「気づき」が高い

というところを仕事にするのは、ポイントだと思います。



個人的な経験から・・・

最近はもうやっていないのですが、

ヨーガのインストラクターさんたちの研修というポジションで

大きなヨガスタジオの中でヨガに関わることを生業として働く女性たちを

たくさん見てきました。


やっぱり、この職業でも気づきが鋭く、広い人は

かりにその職業のうえで悩んでも、悩み自体が創造的というか

つまり核心をついている悩みなので、

突破すればもっと先へ進めるタイプの葛藤や悩みを持つことができます。

自分にとって発展性のある問題を無意識的にでもキャッチして考えたり悩むので

そこを超えてさらに気づきを高めて成長し、ヨーガの教えも深みを増して行く。



でも、ヨーガを教えるという分野にいても、

そこでの気づきの触覚があまり働かないタイプの人というもの、たくさんいます。

これだけスタジオが増えて、これだけインストラクターさんが増えたので、どっちもタイプも増えて当たり前なんですね。

どの業界もそうなんじゃないかと思います。


後者のような、

本当はヨーガではない別ことのほうが興味も気づきも高い

という人は、ある段階でそこを離れていって

自分にもっとあった生業を見つけて行く人もいれば、


どこかに所属している安定性を離れるのが難しかったり

まだ他を見つけ出せていないからなどの理由で、

あまり得意ではないけれどがんばって、

悩んで、

続ける人もいます。

この場合の悩みは、「その先」が見つかりにくい悩みでもあると思います。


というのもやっぱりその人の自然な特性であったり適正があっている場合は

その中で心の悩みの解消や、行為の転換をしていくことができると思うですが、


神様、自然の力が、

  あなたはこっちじゃなくてこっちに行ったほうがいい

という力が働いている場合、例えアドバイザー的な人がなにかアドバイスしたとしても、

本人が核心に到着するのが難しいんですね。




お話を、わたしの身近な話題で例にあげましたが、

みなさんの職業や職種の中でも、

そういうことありませんか?







シルヴィ・ギエムをご存知でしょうか?

バレエの世界的ダンサーです。日本でも絶大な人気があります。

一昨年かな、引退しましたね。


彼女の身体能力とダンスは

技能的な意味では誰にも追いつけないようなものがありますし、

そして独自の踊りへの感性と美意識の鋭さは、バケモノ級です(笑)。

私もだいすきなダンサー。



彼女は思ったままをストレートに言う人で、

若い頃はとくに辛辣にとられてしまうようなコメントもするタイプでした。


以前なにかのインタビューかドキュメンタリーか何かの中で、

多くの、バレエを目指し練習する人々をみて彼女が、


「才能のない人の努力を見るのは辛い。」


と、、、、ひとことで言い終えてました。


   あははははは(笑)


・・・苦しいですね!! ぎゃふんですよ。

黙るしかない(笑)

それ言えちゃうレベルの彼女のダンスなので

グーの音も出ないですし、ある種の爽快感すらあります。



でも確かに、そういう面もありますね。

趣味で、楽しみとしてなら好きにやればよくても

それを生業として、その道のプロとしてやっている(やっていきたい)という場合は、

あまりにも自分の性質とかけ離れたものですと

努力がなかなか報われない

一生懸命がんばって、悩んでも、突破口が見つけにくい・・・

となってしまいます。

経験としてそういうことが必要な時期もある、とも思いますが、


仕事、ビジネス、のように

目的と目当て(結果や収益ですね)がはっきりしている場合、


やはり自分の適正を把握し、土俵を選択する必要はおおいにあると思います。

夢をかなえるにも、叶えやすい分野があると思います。



その見極めが、その分野での「気づき」の高さ、だと思うのですね。




そして「好きなことを仕事に」という風潮も流行ってますが、

それだけでもないと思います。


「好き」は情熱の出どころなので大事なんですが、

好きで愛着があっても「向いてない」ものもあるんですよね(笑)。あるの(笑)。

でもこの場合、好きなのでしかたない。誰の指図も受ける必要はない、好きなんだから。


ただ、気づきのアンテナが高く広くないと、好きでも行き詰まります。

好きな仕事の範囲内で「使われる人間」から出ることができないんですね。




ひとつの目安にするといいかなと思います。

自分の「気づき」が高い分野。

それってなんだろう、と。

今やってるこれは、それにあたるかな、と。


職替えを考え中の人は、

好き、得意、だけじゃなく

「気づける」分野かどうか、も入れてみてください。



そして(だいじなこと言う)

その分野で、人に「気づき」を提供できるか

ですね。






AIとかも素晴らしく開発されちゃってる昨今、

自分がその分野で、どれだけ感性と美意識を働かせていけるかが、

今後の人類の働き方全体のテーマでもあると思うのですよ。




仕事、職という部分でちょっと停滞している人にも

そういったイメージを自分の中で繰り広げてみて

感性が高まりワクワクしてくるものや

インスピレーションわいてくるものに調べを入れてみるのもいいと思います!




実際のこととして

仕事が楽しくそして

楽しいだけじゃなく収入も見合っている、あがっていく、

仕事と収入を自分で作っていける、というのは、

心にとってかなりの健康だと思います。


こういったこともまた、一緒に考えていきましょう!!



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

長文読んでくださりありがとうざいます。

感謝をこめて
師岡絵美里

2018年8月19日日曜日

承認されたいという欲求について


サイト発行の無料メルマガより一部シェア。


今日は、募集中の「夢を叶えるポジティヴ人生ヨーガ」オンラインコースでやっていることを少し紹介と、

コースの中で日々配信している私からのいろんなアドバイスをシェアします。


コースでは最初の2週間で徹底的に「自己分析」をしてもらっています。

分析ツールとして、私がとても信頼していて私自身も自分に用いているメンタルメソッドをつかって

自分の内面を観察・解析してもらいます。


そのメソッドでは、人の感情はなんらかの「欲求」から動くもの、としてとらえ、

自分の心理を「どんな欲求からきているか」というところを押さえます。

欲求は発展的に働くものもあれば

自分の進みたい方向や、こう在りたい、

という希望を妨げるものがあります。


「欲求」自体は悪いわけじゃないですね。

「欲を捨てよ」が全てじゃないです。


ただ、欲求は常に「その他の感情」も伴い、

欲求から、怒りや悲しみ、喜びやそこへの執着など、

それらの感情に振り回されたり疲れてしまったり、

「変えたいのに変えられない」がだんだん蓄積されていきます。

それが重なると「性格」になっちゃうのですね。



今日はその中からひとつ、一般的にも、相談者さんでも多いの・・・


「承認されたい欲求」

について。


誰かに認められることや、賛同をもらう事にエネルギーをつかい、

認められない、賛同されない、

否定される、

それで落ちたり怒ったり・・・、

認められれば喜ぶけれど、それが得られない場合の落胆など

感情の起伏を伴いものが苦痛の原因になります。


また、未知のことや未確認のことについては

「これをしたら認められないのではないか」

ということを恐れたり。


「人がどう思うか」が自分の行為の潜在的な基準になってしまっている。

これがとても多いですね。

大なり小なりみんなあるとは思います。

とくに日本の人にとっては根強〜〜〜〜〜い感覚だと思います。
日本の教育や道徳観で、小さい頃から刷り込まれ、洗脳されてしまった部分がとても大きいです。
「みんなと同じにしましょう」

の洗脳は、多様化した日本人のそれぞれの生き方という時代が到来してもまだまだ本当に根強いですね。

べっとりです。


日本の人が海外にいって、なんか思ってもいないほどのびのびできちゃうのも、わかる。

現にわたしもそういうところはまだまだあります。

粘着質の日本を出て海外に行くと、ホッとしてしまうところ、ある。

日本大好きなんだけどね。


日本の教育や価値観の押し付けうんぬんの話をしだすと長いし理屈っぽくなりそうなので、

それはちょっとおいといて(笑)


自分の中にある、自分でも気づかないレベルで働いている以下のような感覚。


「みんなと同じじゃないことはしにくい」 →なのでしない


「大多数が言っていることが正解」 →なので自分もそれを信じる


「人さまに迷惑をかけてはいけない」→なのでしない、嘘の自分でも社会的にいい人でいる

「人(世間)に認められて一人前」→なので「認められそうなこと」しかしない


現在提供しているコースに限らず私のメンタルコーチング系のコースでは

このような「自動で働いてしまう心のプログラミング」をまず発見できるようになることを最初のステップにしています。


自分の心の動きをよくみて、日常の中のよくある思いや、何かをしようとか何かをやめようとか思った時に
 
 どういう感覚(動機)でそれを思ったのか、

その元のプログラミングをさぐるんですね。


先ほどの「承認されたい欲求」に関して

アドバイスや捉え方のポイントをちょっと紹介します。


基本的には自分への「問いかけ」です。
先ほどの例だと・・・


◾️「みんなと同じじゃないことはしにくい
 ↓
「なんで?なんで同じじゃないといかんの? 本当にそう?」
と自分に問いかけます。
ただこれだけでも、問いかけると刺激されて、新しい発想の部分が活性化されていきます。




せっかくなので他のも行きましょう。



◾️「大多数が言っていることが正解」

これはまず、そう思っていること自体に気づいていない人が多すぎるので、困った問題なのです。「大多数が言っていることが正解」。

自分はそんなじゃない、と思っている人でも、けっこうあるのです。

私の大好きなディーパックチョプラ博士の言葉を借りますと、


「疑問を呈しなさい」

です。


疑ってみます。「ほんとにそうか?」と。


これはメディアなどに対して練習してみるとよく、
世の中のメディアは観ている人の感情が「そっち」に向かうように絶えずしかけています。

「思い」をコントロールしてこようとするのです。(すべては「消費」につながるように。)

そして大体の人が、そんなつもりなくても
「目立っている意見」
「多くある意見」

のほうに無意識に賛同していきます。
自分の思考で観てないから、だんだん染まっていくんですね。
そして「群れ」になります。
 
そういった「群の意見」の流れに乗らない視点を持ってみる、というような感じで、


世間全体で「そうだそうだ!」みたいになっている


「みんなそう言ってるぞ祭」


に乗らない。


人の意見に流されやすい人はとくに、これに乗らないで、

自分の意見を持てるかどうか、トレーニングとしてやってみます。

なんでもかんでも反対しろ、と言ってるわけじゃなく

「みんなそう言ってるからそれが正解で、あってる。」


という一種の思考停止をやめて、他者の意見依存型の思考パターンから自由になる練習です。
 

(もともと反骨精神豊かなかたは、やんなくていいです。笑)






◾️「人さまに迷惑をかけてはいけない」

たしかに共同体の中で秩序をつくって生きるにはマナーが必要ではありますが、ここで言いたいのは、

「人さまに迷惑をかけてはいけない」

というフレーズ(思い)を

自分が「何かをしない」ことの都合のいい言い訳にしていないか、

ということですね。


「人さま」っていう日本らしいものの表現も、本当にいらやしいですね(笑)。いったい誰だそれは? と思ってみるといいと思います。


「人さま」って言っておけば、それ以上追求されない威力みたいなのを放って、個人の多様な行為を抑える効果を果たしています。


そういう顔のない集団みたいなイメージに遠慮して、
何かを遠慮したり、行為することを抑えたりしている傾向が、日本人には非常に多いです。

日本のよい面も、古い感性の中にある素晴らしい習慣などもありますが、

個性の飛躍、個の多様性、

という面では、足を引っ張るものもたくさんあるのが事実です。

そのあたりの「一般洗脳」に気づいて、
気づいたらその時点で、「ほんとにそうか?」
と自分自身に聞いてみるといいです。


「人さま」の人生じゃなく、自分の人生を生きる。
そんなの当たり前なんですが、そうとうに刷り込まれているのです。





◾️「人(世間)に認められて一人前」
認められそうなことしかしない。これも(3)に続きよくありますね。

先ほども述べましたが、世間という顔のない集合意識に拘束された日常や人生を少しでも解除していくと、仮に「少し」だったとしてもかなり現実の色合いが変わってきます。
 
「個人的におもしろい人」であろう。

何かを新たにやろうとか、やめようとか動く際に、
 「自分が自分を認められるか」
を最初の確認事項にするといいです。

「人に認められそうだからやる」を繰り返していると

最終的に、生きる死人になります。

心が枯渇してしまうと、体は生きてても魂の輝きがなくなってしまいます。

芸術は爆発だ!ってことは、

爆発は芸術になりうるのだ、とも言えて、

でもただ感情的に爆発してしまうとそれって誤爆ともいえるので(爆)、



 美しく咲け、わたし・・・(喜)


くらいの、真夏の打ち上げ花火でいきましょう。

火薬たっぷりで生まれてきたのだから、

人生の不発弾にならないように。

自分で打ち上がって、自分で夜空に花咲こう!


(なんで途中から花火のたとえになったのかわからない。)


〜〜〜〜〜〜


というような感じでですね、今日は


「承認されたいという欲求」


をとりあげてみました。






最後に、ちょっとみんなに笑ってほしいので

私のぶっちゃけ感覚でまとめます。(だめ押し)


「あ、そういう思いかたも、ありかもね!」という感じで

気が楽になってくれたら嬉しいです。
 
いきます。


・「みんなと同じでいておこう」→ 一種のレクリエーションとしてならいいよ(笑)


・「大多数が言っていることが、正解」→ 頭わるくなる。



・「人さまに迷惑をかけてはいけない」→ あなたの迷惑引き受けるので、私のも時々よろしく♡



・「人(世間)に認められて一人前」→ 

世間ってだれ? しぼりこんでいけば結局、自分の親族と知り合い50人くらいがその人の「世間」でしょ? その小さい範囲の観念を自分の人生の基準にするなんて、スケール小さすぎ




ってね(笑)。

強調しますが私みたいに思う必要もないです。

でも、長いものに巻かれない心の自由、それは「個性の健康」です。
与えられて刷り込まれてきた古いプログラミングに気づき、自分の思いを生きていけると楽しいです。



協調性はどうしたらいい?

という質問もきますよね。はい。

協調性は

その時その時対峙している相手への「思いやり」で発揮すればいいだけ


ですね。


同じことをする、同じことを思っておくが協調性だと刷り込まれた「他人とって都合がいい自分」であることから自由になると、

他者のことをコントロールしようとする、

「欲求」の中でもかなり苦しい欲求から、自由になります。



欲求を見つめてみることは、自分の陥りやすい思考や癖を知る上でとても役立ちますし、

感情の手綱をうまくにぎっていくのにも、感情の出どころである欲求を把握していると冷静でいられます。


もちろん、そんなこと言ってらんねーみたいな緊急事態が起こったりすることが心にはあるのですが、

日常的な自分の感情を、冷静に捉えることができると
考えるゆとりが生まれます。

リラックスできる。

「人生を先に進ませること」を妨げる心の癖を見つけて

なにか新しい態度でそこを緩和して解かせれば、

流れをとめていたものが動き出します。


・・・・・




オンラインのコースでは、

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長文読んでくださりありがとうざいます。

感謝をこめて
師岡絵美里

2018年8月14日火曜日

EMIRIの心セッション「パートナーが自分に批判的」について具体的に。

 EMIRIの心セッション

「パートナーが自分に批判的」



^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

私の場合女性へのカウンセリングしかしていないので、

相談者さんにとってのパートナー、彼や旦那さんってことになるのですが、

パートナーが、自分に批判的

ということで、落ち込んだり怒りを感じたり

自分が進みたい道で先に進めなかったりで

もどかしい思いをしている女性、多いですね。

カップルにはいろんな側面があるので

ひとつの観点だけでは紐解けないのですが

女性の側が男性のメンタルを理解することで

うまくいくケースってかなりたくさんあると思います。

もちろん片方の努力じゃまったく歯が立たないケースもありますし

ペアの問題は双方のアプローチが必要なんですが

 どっちが先にアプローチするか、とか

 同時に同じくらいに向かい合ってじゃないといや


とかは、ほんとに女性側だけに多い希望で、


男性側からのアプローチを待ってても来ないので
(言っちゃった!来ないよ!笑)

女性側からきっかけになるような態度なり変化を与えることって必要だと思います。





パートナー(男)が、自分に批判的

について戻しますと、考えられるのは・・・





(1)自分も、パートナーに批判的


男性っていうのは

ジャッジされると、ジャッジで返してしまうもの。(男女に限った話じゃないけど)。


ある段階までの男性はおおかたそうなのです。(ある段階って!!w )


自分がパートナーの男性をジャッジしてる限り

大方の男性はジャッジで返します。


もしくは、それでまた二人でワーワーなることにエネルギーを使いたくないと感じている男性の場合は・・・

 しらっとして関わりを少なく
 なんも言わない

感じになってきますよね。
コミュニケーションに温かみや疎通が少なくなって、毎日を無難に過ごす感じに。
批判はしないけど、リアクション薄い感じ。





パートナーへの批判的な意見を口にしていなくても・・・態度で伝わりますです。

だって目に出たり、日常のささいな行為でそれが
じんわり出ちゃうし、

そして男性って

「自分をほめてアゲてくれる女性の愛情」

に大敏感なものなので(自覚的にも無自覚にも)

ほんとーに些細なことでそういうのをキャッチする独特な触手があるのです。

女は相手の微妙な変化に敏感、という方だけ目立ってますが、

いやいや、男性のその「僕をアゲてくれる愛情」への触手の敏感さといったら、もう。
事故ってないのに開くエアバッグなみですって。

「自分をほめてアゲてくれる女性の愛情」
これを刺激して満たしてあげて、が商売にできちゃうくらいなのだから、ほんとに敏感かつ、そこに持ってかれるのですね。

これまたジャッジしてるんじゃなく、嘆いているわけでもなく、「理解」です。
性質をわかろう。

女性だってさ、生理前に大不機嫌でどか食いしたりするでしょ?

男には男の、
女には女の、
性質があるってだけ。




ですので〜〜

まず自分がパートナーをジャッジしない

という自分育てをしないとあきませんね。


で、

パートナーをジャッジする女性に多い傾向は、


最近ほめてない。
(そりゃそうだよね、批判してるから)

最近たててない。
(そうだよね、批判してる限りたてられるポイントに目がいかない)

最近興味をもって話をきいてない
(ううう。。。)


などが複合ケースが多いかと。

これはもう、心が離れちゃうので早急にレスキューを。



とりいそぎ、落ち着いて、

まず興味を持って相手の話をききましょう。


「私に興味をもって!」ではなく、

「あなたが今興味あることは?」


で。

それで、聞きながらまたジャッジしちゃだめっすよ!!(笑)
ここ気をつけてくださいね。第一関門。

にこにこ楽しく聞いて、

もう少しいけるなら「いいね」と前向きなことを。

もう少しいけるなら、彼を讃えてくださいまし。
(最初から無理しないでね)


ジャッジではなく、理解を。

相手に純粋な興味を。



〜〜〜〜〜〜

ひとりごと。
(「ある段階を超えた男」について)
ジャッジされてもジャッジで返さない男がいたら
もう重要文化財!そういう人がパートナーなら、逃さないでくださいね、ふふ。
やっぱりいるのですよ、そういう男性も。
人生経験や超えてきたものによって磨かれ、心の包容力が成熟している人っています。
もしくは先天的に、若くても、そういう人はいます。そういう人がパートナーなら、逃さないでくださいね、ふふふふ。(二回言った。)
あ、でも「ただ意見のない男」も、見抜いてね〜〜〜〜!

〜〜〜〜〜〜



(2)男と、対等であろうとする

パートナーに「負けたくない」と思っちゃう。

これを解除できるといいですね。

もっとも、勝ち負けじゃないから。


勝ち狙って過剰反応しちゃうと

女性の場合ヒステリックになっちゃう。

理論的に話してる風で、

不満ぶつけ、みたいになったり

相手をいい負かそうとして

関係ないこと引き合いにだしちゃったりりりり。


これがまた男性にとっては、さらなる対抗心を強めるか、

ないしは

もう黙っちゃうか・・・、です。

(メモ:男の一番きらいなもの=女のヒステリー。)


男性側の意見や発言に、

反論しちゃう

過剰反応しちゃう

これやめて、

「話がおもしろくなるように」するといいと思いますよ。

男性にとって、「おもしろい」ってのはとてもかなり大事なのです。

女ってさ(もうタメ口でごめんね)
男は女性の容姿とか優しさとか求めてる、って思うじゃんね、
もちろんそれも求めてるんだけど(爆)、
「おもしろい」はそれに並ぶくらい、重要ポイント、

物事をおもしろく話せるっていうのは、女性の大きな魅力なのですよ!

ジャッジ、なんて一番つまらないじゃんね。
言われたほうだけじゃなく、言った方も嫌な気持ちになるだけ。

ちょっと反論グセや対抗心がむくむくっとあがってきたら、(思い出せる余裕があるといのですが、)

「この話、おもしろくしてみよう」

と思ってみてください。

なんせ「楽しい」というのは、関係性の中でもっとも重要なもののひとつじゃないですか、ね。


楽しくなるようにする努力は

一生の努力です。



そこで、



「なんで(彼(男)じゃなくて)、

私(女)がそれしないといけないの・・・」




と思ってしまうのは、

古いんです。

OS入れ替えなり、機種変です。


「男が女を喜ばせ楽しませる義務あり」


なんつーのは、実際出どころもよくわからない、どっかで植え付けられた幻想です。


男性は、女性を楽しませてくれるもの

みたいな発想、すてましょう。


度肝抜くほどおもしろいこと、

言ってやればいいのです(爆)


ジャッジなんてぜんぜんない、仲良しパワーになりますよ!

もちろんお互いにあるととてもいいですが、

もし現在の関係で互いに批判的な感じになちゃってて

なにかテコいれしないといかんな、というようなら

それに気づいた方がすればいいだけ。

(でないと、気づいてない方は気づきようがない・・)



そういうユーモアの発言があんまり得意じゃないというなら、良質なコメディ映画などを定期的に一緒にみて、大笑いすればいいと思います。

そして、

あなたはどこが一番笑えた?(相手への興味)

などを聞けばいいです。




(3)「男の夢」を、奪いすぎない


長くなってしまったので、これはまた別で書きます!!

うう〜〜、じれったい?笑

待っててくださいまし。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日の最後に。


身近なひとにジャッジされるのは、

自分自身が自分をジャッジしている

というところもかなり大きく影響します。

自信がない、という心理に

自信をなくさせるような他者の発言みたいなものを引きつけてしまうことってあります。
 
自分がもっともっと自分のしていることを肯定的にとらえて、

そしてそれをしていることでイキイキとする自分を、

パートナーだけじゃなくすべてのひとに隠さないことですね。

素直さは神の性質。

あなたが好きなことが

それがあなたの生きる光なのだから

その光を隠さずに

明るく!!
 

長文読んでくださりありがとうございます!




そして・・・・・

もっと個人的にそういうところを掘り下げて自分のことを高めてていきたい、変えてみたい、という方には、私なりにいくつかの提案をご用意しております。

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感謝をこめて
師岡絵美里


 

2018年8月9日木曜日

お知らせ「チャクラジャーニー〜聖なるチャクラを巡る旅〜」最終回第七チャクラ・キールタン大合唱の巻

こんにちはエミリです。
今日はヨーガイベントのお知らせです。

2016年から三年越しで開催してきたMasumi Lacosteさんとの共同企画、

「チャクラジャーニー〜聖なるチャクラを巡る旅〜」
いよいよ最終回の第七チャクラまで来ました。

 開催スタートから3年、年に2回ほどのペースでこのチャクラの旅をし、その背景に流れる3年の月日の中で、私自身の変化、取り巻く世界の変化、人々の変化がたくさんあったなあと思います。

人間の変化は、時間をかけないと開いていかない部分もあり、
その時できないことや、気づいてもどうすべきか保留だったものなども、時間の経過とともにだんだんと変わっていきます。
螺旋状にあがっていく私たちの魂の旅。振り返るとこの三年も、いろいろあったけどすべては、上昇の階段をあがってきたんだなと思います。
そんなノスタルジーも抱きながら、第七チャクラに向かっていこうと思います。



 このジャーニー企画では、それまでも交流させてもらっていたMasumiさんともさらにさらに親密になり、
大好きパワー炸裂で(笑)、
お互いの感性、
リズム、
重ねた学びと人生経験、
持っている技能、
その時のインスピレーションを1000%信頼し、
リスペクトが織りなす奇跡的な時間を創造することができました。
ほんとにMasumiさんの、心のそこから照らし出される愛の光にいつも支えられています。
感謝しかない。

 そして集まってくださる方は、心からの優しさとヨーガへの信愛の高い人たち。その時その時の心の光を大切に持って帰ってくれる人たちで、ほんとによい出会いと経験を重ねました。


 最終回は、すごく嬉しいことに!!
Satvik Veena(インド古典楽器)奏者でありシンガーの松久浩之( Hiroyuki Matsuhisa)さんを迎えて、

Masumiさんの愛いっぱいのキールタンリードと浩之さんの天界の音みたいなSatvik Veenaとともに、キールタンを歌う会になります。
第七チャクラらしく、宇宙に向かって大開放!
大合唱でお送りします。


 私は今回は、いつものヨーガ哲学コーナーにて、
第七チャクラという最上位チャクラにちなんで、転生の秘密、人生にたくされた人の生の神秘などを、グルの言葉や聖典の紹介とともにお届けする予定です。


⭐️東京・新橋のAtom CS タワーで開催です。
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Masumi Lacosteと師岡絵美里の
「チャクラジャーニー &キールタンの午後」半日リトリート

最終回 第 七チャクラ編
2018年9月17日(月祝) 13:00 - 17:00
 
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チャクラワーク協会主宰のMasumi Lacosteと、ダンサーそしてヨーガ哲学講師の師岡絵美里による

「チャクラジャーニー 〜聖なるチャクラをめぐる旅〜」

2016年からスタートし、 3年越しで東京、京都、沖縄など各地にて開催し、ついに最終回となります。

HiroyukiさんとMasumiさん

チャクラジャーニーの特徴は、各回ごとにそれぞれのチャクラについて理解を深め、師岡絵美里の解説によるヨーガ理論に基づいたチャクラ洞察や、Masumi Lacoste直伝のチャクラワークで体験的にチャクラ活性を行うことです。

今回はいよいよ最上部の第七チャクラです!!
最終回ということで、ゲストミュージシャンにHiroyuki Matsuhisaさんをお招きし、美しい音色のサトヴィックビーナーとスダルマンダラ、ギターで生演奏の中ヨーガやチャクラワークを行います!

またこの秋、MasumiとHiroyukiが、初キールタンアルバムをリリース予定!
今回はそのセレブレートとして、最後はみんなでキールタンを盛大に歌いましょう!

今までこの「チャクラジャーニー」を受けたことがない方も、今回のWS単発で受けても楽しんでいただけるよう、下から全てのチャクラを一度全部ワークして行き、全体のチャクラシステムのお話や講話もします。

そうしてから宇宙と大いなる存在とつながる最上階のサハスラーラチャクラを開いて行きます。

そしてその繋がった状態で、自分の声を使い、愛を歌うヨーガ、キールタンを歌って行きましょう。


<日程>
2018年9月17日(月祝) 
12:40受付開始
13:00-17:00

<内容>
・第1 ~ 第7チャクラのおはなし Masumi
・古典ヨーガ理論『輪廻という命のサイクル』 EMIRI
・宇宙性を高めるヨーガ EMIRI 
・第7チャクラのワーク:Masumi
  クリア法
  ガイドメディテーション
  キールタン
・瞑想(クリスタルボウル演奏)

<出演&ナビゲート>
チャクラワーク:Masumi Lacoste
ヨーガ指導:師岡絵美里
ゲストミュージシャン:Hiroyuki Matsuhisa


<場所>
ATOM CS TOWER 7階
(アトムCSタワー)

〒105-0004 東京都港区新橋4-31-5
JR山手線・銀座線・都営浅草線 [新橋駅]より徒歩8分
都営三田線 [御成門]・[内幸町] より徒歩8分

https://cs-gallery.com/access/


<持ち物>
・ヨガマット(レンタルはございませんのでかならずご持参ください)
・ヨガができる動きやすい格好


<ご料金>
予約制 8,000円 (事前振込)

■キャンセルに関して
ご予約のキャンセルは、わかり次第お早めにお申し出ください。ご予約フォームから、またはご予約時の「予約完了メール」にご返信ください。
・2018年9月10日(月)24:00までのお申し出の場合は、キャンセル手数料500円を申受けさせていただき残金を返金いたします。
・2018年9月10日(月)24:00をすぎましたらキャンセル料を申し受けさせていただきます。
前日まで:2000円 / 当日のキャンセル:4000円を申受けさせていただき、残金を返金。
・ご返金には数日かかりますことをご了承ください。


<お申し込み>
・Masumi Lacoste / EMIRI MOROKAのメッセンジャーへお気軽にお申し付けください。

・以下のサイトの申し込みフォームからのご予約も可能です。
https://www.heartmatrix555.com/home/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC2018-1/

笑顔と愛でお届けします。
みなさんのお越しをお待ちしています。すでに申し込みが多数きておりますので、ぜひお早めにどうぞ!



2018年8月6日月曜日

個人カウンセリングから、時代の流れの振り返り


こんにちは!

エミリです。

以前に行ったメルマガ読者さんや生徒さんへのアンケート、

またこのブログを読んでくださった方やサイトからの問い合わせなどで


「メンタルの個人カウンセリング(個人セッション)はしていますか?」

というご質問がありました。


返答。


個人カウンセリング、してます♫


しているのですが、これまでは公募はしていませんでした。

ヨーガ関連の講座やクラスで知り合った方、

リトリートなどでじっくりお付き合いさせていただいた方などで

面識と交流の下地がある範囲でのご縁で、

セッションをさせてもらっていました。

そういう方のリピートも多いです。



また、普段私が開催しているヨーガ集中講座やメンタルメソッドのオンラインコースに入ってくださった方は

コース中でアドバイスや課題に取り組んでもらいながらの交流が

必然的に個人セッションをやっていくような感じになります。


なので、純粋に個人カウンセリングだけを受ける方よりも

オンライン講座受講の最中に相談をしていただき、

個人セッションのように進めていくというケースもかなり多いです。




個人セッションに関しては、

それ以外の仕事タスクと合わせると

一時期に相談にのれる人数もそんなに多くないのですが、

カウンセリングで心や行動が安定して、もうセッションを頻繁にする必要がなくなるという方も多く

メンバーも少しづつ入れ替わっていきます。

それはとても嬉しいことです。



そういうふうに人生のステップアップや心の成長を何段階か経て、

自分の考えで進めるようになり、

のびのび歩み出した人たちは

その後、メールやラインで近況を知らせてくれたりします。


または、以前は「悩みを相談」というセッションだったところから

「自己発展」のためのセッションに切り替わるかたもいて

それもとても嬉しいですね!




個人カウンセリングは現在公募をスタートしましたので、

初めての方でもセッション可能になりました。


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師岡絵美里の個人カウンセリング
2017年8月19日までモニター割り引き(限定10名)
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ちょっと振り返りも兼ねて、

関わらせていただいたクライアントさんの相談案件から

ここ数年の「傾向」を振り返ってみたいと思います。



実際のカウンセリングをする際や、それについて考える際は

私の個人的感情は介さないで冷静に見つめているのですが、

今日は、あえて、自分が感じたことや感情も含めて書こうかなと思います。





個人のお悩み相談で受ける内容は、

その時の「波」「流行」みたいなものがあります。

個人セッションをしながらその推移を感じています。

年単位できっかり分かれるわけじゃないのですが、

その時々の傾向、「今年はこれだ」みたいなのがあるんですね。





7〜8年前くらいは、流行り始めた「引き寄せ」などに

みんなの興味がいってたようです。


自分の夢を叶えるために何かするというよりかは、

「運気を高めて引き寄せたい」という希望や

引き寄せの「法則」そのものへの憧れ。

このあたりの希望が他力本願、浅い考えだと

カウンセリングの中でけっこうぶち壊してました(爆)

自分と似た、もしくは同じ波動のものしか来ないから

自分高めない限り、

低い次元の引き寄せたって意味ないよ、

また強欲なるだけ、と。

そういうことを熱心に言ってたと思います。




7〜5年前くらいは、THE・スピリチュアル!でした。

過去世が知りたい、

人生のカルマを知りたい、

マインドブロック解除したい、

遠隔でエネルギーヒーリング

など。


こういうリクエストが多かったのは、
まあ私のやってることもかなりスピ系に見えたのでしょうね(笑)
実際、そういうことへエネルギーと知識、高めていました。
今もね。


でもそのせいだけじゃなく、2011年の東日本大震災の余波。

震災のあとは一気にスピリチュアル+シリアスになり


人生に働く「目に見えない力」や

生きることの意味

それを見定めたい

いつ死ぬかわからない人生

命、残りの人生の貴重さ


それまであいまいで漠然としていた生(せい)への意識が

震災によって露骨に受け止めないといけない境地に立たされた頃なので、

自分の存在とは、というテーマや、

人生のことを考え直す大きなタイミングでした。


震災で不安定になったメンタルや、

逆に強くなった観念、

そして震災でそれまでの価値観のパラダイムが変わってしまい


それまで普通に信じていたことや疑問すら感じなかったことが

 本当は違うのかもしれない

 実は頼りないもの

とわかってしまった。


そんな時、ヨーガの考え方や精神世界の哲学の中に、

なにか指針となるものはないのか、

というニーズがありました。





そんで、


それがだんだん具体的なところに戻っていき

〜2015年くらいは、

仕事

成功すること

もっと自己成長したい


という前向きな野心や希望に関するところが多かったです。

人生のやりがい、です。


震災で精神に関わって、それがまただんだんと物理的なところに循環してきたわけです。







年号できっかりわかれるわけではないので、グラデーション的に変遷してくるのですが、


その後は「出会い・恋愛・男女関係 ・結婚」がどどどっと多くなりました。

そして私は女性しかカウンセリングしてないので

そこからの、妊娠したい、出産したい、という妊活相談も。





私が個人で感じた「テーマ」の変遷と、

世の中の大きな流れはだいたい同じだなと感じます。





その後は、

「病気」です。

オンライン講座のほうでも『女性のための愛のメディカルヨーガ』を立ち上げて、

女性の心身の健康にクローズアップしていた頃なので、相談しやすかったのだと思います。



個人的な相談として多かったのが、

子宮筋腫、不妊、更年期の症状などの婦人科系の問題。


不妊に関してはかなり貢献できたと思います!!
クライアントさんの妊娠から
生まれた赤ちゃん写真・・・一歳くらいの写真・・・
と送ってくださる。
うれしいですね。

「女性のための愛のメディカルヨーガ」を受けてくださった方はコース期間中に妊娠される方も多く、

「妊娠しました♫(涙)」

のメールに

「よっしゃ。」

と任務遂行的にうなずいていた私です(笑)

みんな、おめでとう!!!元気に育ちますように。






そして時期的には平行して、「病気」の相談も。


乳がんや女性の生殖器系のガン。


とてもとても深刻な問題で、私も改めて「自分にできること」を考えさせられた時期。

自分は医者でも治療家でもない、

じゃあヨーガでできることは、と考えました。


この時期受けた相談から考えたこと、考案した運動メニューや瞑想などは、今の私のヨーガクラスのベースにもなってきて、
現在のクラスの健康への貢献と充実度をとても引き上げてくれていると感じます。

たった一回のレッスン受講でも、何かがよくなって軽くなって帰ってもらいたいです。



ガンという深刻な問題。
その相談内容は、ヨーガだけでは解決できないものではあったし、

セッションを通じて気持ちが安定したことで状態が良くなった人もいれば、

「進行していくものをどう受け入れるか」という
心の持ちようのところしか力を貸せなかったクライアントさんもいるのですが、

みんなほんとにいい人たちばかりで、心がきれいで、

病気自体は解決していなくても、何かを見出してくださった精神性に、こっちが泣いてしまうほどでした。


この時期、私のプライベートでも、
乳がんで一人の素敵な友人、大好きな友人の旅立ちも経験しました。

その最後の数週間、壮絶な痛みに耐える友人と毎日のようにメッセージをかわし「少しでも痛みがひくように祈ってほしい」と言ってくれて、
毎日祈りました。
「ありがとう、えみりちゃん祈ってくれると痛みが少しひく。」と言ってくれました。
それが本当かは、わからないです。
そんな生易しいものじゃなかっただろうと思います。もし痛みがちょっとでもひいていたのだとしたら、それは私の祈りの力よりも彼女の純粋性がそうさせたようにも思います。
自分の祈りが無力だとは思わないけど、彼女の胸の腫瘍の写真を見せてもらい、細胞、肉体が破壊され、生命維持機能が働かなくなっていくその現実的な痛みと苦しさは、壮絶だっただろうと思います。

それでもそう言ってくれる友人のその優しさに、
もう少しだけでもいいから、もう一回でも彼女とバイクでニケツしたり、夜中まで話したりして遊びたい、となんども思いました。
死んでしまったけど、今でもすごく恋しいです。
彼女の声もしぐさも、話したことも、一緒に感じたこと全部を忘れたくない、と思います。


個人的な出来事と、クライアントさんの相談案件が
クロスオーバーすることってけっこう多く、
このこともそのひとつでした。


この分野においては、私の提供できるレベルをあげたいし、
もっと進化したいなと思います。








で。

そういった、女性の体の問題の根底にあるのがやっぱり

メンタルの問題で、

病気相談とともにすごーーーーーく多かったのが、

パートナーとのセックスレスによる心理的閉塞感や孤独。

それはパートナーシップがテーマでもあるので

オンラインコースの方で「LOVE&LIFE」というコースを立ち上げて

人間関係についてを扱った時期でもあります。

相手を変えるのではなく、

まずは自分の考え方や態度から変えてみよう、

というところを強調していました。







で!


現在多いのは、なんでしょか〜〜〜♫




最近は、これまた循環なのでしょうけど


「豊かになりたい」


です。


漠然としているテーマのようですが、個人的に聞くとすごく具体的で、

クライアントさんのお話を聞けばすぐ、物理的な行動面で突入できます。




具体的には、

「もっと稼ぎたい」

が多く、

「職(職場)を変えたい」

も多いです。


それ自体が「野望」「展望」「希望」というパワーを持ったものなので、波に乗れるように具体的なアドバイスを出すと進みは速いという案件が多いですね。



震災のような、全員で感じる大きなショックから時が経ち、人の悩みやニーズに個性・多面性が出てきたと同時に、


「物質的な豊かさをもっと求めたっていいのではないか」


というところに来ていて、

「引き寄せたい♫」みたいな、楽でハッピー、だけじゃなくて



「自分の力、出さないと。」



という、より積極的な、自立した

一段高いレベルで「物質的豊かさ」へのニーズがめぐってきた感じです。

というのも「楽して稼ぐ」みたいな発想が、数年前よりも少なくなってきたからです。




「好きなことを仕事に」という発想も流行ってますが、
(それはそれでよいとして、)

「好きなことを仕事に」してもそれで「稼ぐ」レベルにいくには、

ましてや「思い通り稼ぐ」というレベルにいくには、

かなりの努力と、目先の利益に負けない辛抱強さと、継続する力と、

そして、自分の感情に流されないでがんばれる集中力がないと、

できませんて、ね。

否定悲観じゃなく、冷静に認めざるおえないところ。



「稼ぐ」いうのは「精神力」と比例してると思います。

また、「稼ぐことができる」ってことは「精神力が強い」ってことで

そういう人が「好きなことで仕事して、なおかつ稼ぐ人」だと思います!




こういう「物理的豊かさを目指す」という応援も

具体的なことをしていく高揚や楽しさで背中をおせるので

得意なのです♫


おそらくこれは、わたし自身が子育てしつつ働くという経験の中で

実際的なことを経験させてもらっているからだと思います。

そのために健康を考えるし、

そのために自分の感情を観察し、整理し続ける日々。

何かを生み出すには、労力と時間がかかることもあるのがわかるし、

思ったよりぜんぜん頑張んないとだめだったこと、もたくさんあった(笑)。


ヨガの先生、さわやかに、華やかに見えるかもしれないけど、

そんなのごくごくごく一部の姿がそう見えるだけ。

どんな職業にも、ガッツがいると思います。


ヨガの先生、お金に執着なさそう、と思われがちかもだけど、

執着のあるなしの話ではなく、必要があるのです。

ご飯食べて排泄して生きてる人間なんだから

生活と行動とそして希望に、お金は必要。

それはみんないっしょ。



仕事をすること、お金稼ぐこと、

それは精神力と努力がいります。

すごーくいると思う。

「簡単」とか言えないです。




今現在「楽して稼いでる人」は、

「楽じゃなかった時代」を乗り越えているのもわかります。

その楽じゃなかった時代に

「苦労の悲壮感」に負けたり、自己憐憫しないで、

明るかった人なんだと思います。

それで、今も本当は、見えないところでちゃんと「やってる」わけですね。









そしてお金だけじゃなく、

「自分を発揮できるように職を変えたい」

という人が多いのは、いい傾向だなあと思いますね!

人生いつだって挑戦できるから、

遠慮しないでどんどん行けばいいだけで

私のカウンセリングでのお役目は

その「何かに対する遠慮」みたいなものを一緒に開けて見てみて、

「そんな遠慮、いらなかったね」

と言って前に進んでもらう

というところもとても多いし、大きいです。

これは職とかに関わらず、すべての案件に対して。






と、いう感じで、私の個人カウンセリングを通してみた

ざっと7年くらいを振り返ってみました。


みんなで時代と人生を、

螺旋に昇りながら、進んでますね!




個人カウンセリングのセッションをご希望の方は
サイトにて詳細とお申し込みが可能です。

一人で考えていてもうまくいかないとき、
具体的にどうしたらいいかわならないとき、
別の視点がほしいとき、
背中を押してほしいとき、
悲しい、くるしい、なんだかうまくいかない、

もっと向上・発展したい
自分を開いて生きたい
もっともっと愛や喜びに生きたい


そんな時はぜひご相談ください。
自分の胸の中だけに入れて苦しくなったり、大事な時間を失わないで。
話すと開きます。
いっしょに光をみつけましょう。


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師岡絵美里の個人カウンセリング

現在、モニター価格でご案内させていただいております。カウセリング終了後に感想のメールを一通いただきます。匿名で個人が特定されない内容でサイト内に掲載させていただきます。
2017年8月19日までモニター割り引き(限定10名)


お気軽にお問い合わせください











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読んでくださりありがとうございます。
ナマステ
エミリ

2018年8月4日土曜日

何かから離れたい、という欲求について&「夢を叶えるポジティヴ人生ヨーガ・グルの言葉とともに」オンラインヨーガ講座のお知らせ

みなさんこんにちは!
師岡絵美里です。



講座の中でも紹介している「自己観察」のための知識をちょっと紹介します。


私の開いているメンタルマネージメント系の講座では、

私自身が体験して、自己分析やマインドチューニングに有効だと感じるメソッドや理論をいくつか使っています。

ベースにヨーガの精神理論や哲学を敷いたうえで、

ヨーガでの実修のたすけになるための客観的な理論を平行して使用しています。

NLPの理論やセドナメソッド、などなどです。


それらのメソッドをうまく用いると、

自分の感情や思考の「現在地」がわかりやすくなり

何を変えたり、何を伸ばすといいのかなどがとてもわかりやすくなるんですね!


現在開催中&募集中の「夢を叶えるポジティヴ人生ヨーガ・グルの言葉とともに」も、


ヨーガの考え方プラス、メンタルメソッドを用いて

自己変革をしてもらっています。



私がよく使用するメソッドのひとつが、

セドナメソッドというもので、これはとても合理的によく構築されたメソッドだと感じています。


その中でも、人の心理に働く「欲求」の見極めは

シンプルなだけにとても使いやすいメソッドです。


あまりプロセスが多いテクニックだと途中で放棄してしまったりするのですが、

このメソッドは骨子さえつかめばとてもシンプルなものです。

メソッドのテクニックを支えている理論も、

心理学のように専門用語がたくさん出てくるわけでもなく

自分の感情の理解と判別がしやすいものです。




今日は、その中の知識をひとつシェアしようと思います。

「分離欲求」という欲求があります。

何かから離れたい、という欲求です。

いろいろな場合に出てくる感情なのですが、

そのひとつの例として、

「よいことなのに、やめたい」

「好きなのに離れたい」

というような出方についてを今日は話します。


ほかの出方もありますが、今日はそれで。





人が、自分自身を変えたい、よくなりたい、と思って

自分の行動を変えたり内面を変える作業をスタートすると、

その過程で、


「もうやめてしまいたい」

「ぶち壊してしまいたい」


というような感覚に急に陥ったりすることがあります。


良きこととわかっていて、そっちでいたほうが自分にとっていい、

もしくは望んでいること、欲しかったもののはずなのに

体得し、手に入れていく過程で

急にやめたくなったり放棄したくなったりする感覚です。



それは一種の「欲求」で

理論の上では

「分離欲求」

というところに属することが多いものです。



何かから離れたい、

継続しているものを壊したい、

という感覚。




ちょっと長くなりそうですが、

興味本位でもいいので読んでみてください。


受講者様からのもので、

講座内の宿題の「1週間の報告レポート」の中で

以下のようなコメントを送ってくださいました。



>快活な毎日を続けているとその良い習慣をぶち壊したくなる衝動がありました。



慣れ親しんだものでも最近はじめたものでも、

自分で「よい」と感じている行為や習慣、

また、

求めているもの(求めていて手に入ったもの)

好きなもの、好きな人

大事なこと、大事な人

そういった、自分にとって「大切」「必要」「有効」と捉えられるような対象に対して、


切望している、好んでいるにもかかわらず、

その対象から離れてしまいたい欲求というものがあります。


人は、自分が好きなものや、望んでいるものからであっても

離れたい、壊したい、という矛盾した願望を持ちます。

「望んでいるからこそ」というところもあります。


望んでいる、好む、なのに離れたい壊したい。



こういった感覚は、不思議に思うかもしれないですね。

でも人の心理にはよくあることなのです。



それってすごく矛盾してる感じで、確かに矛盾なんですが、

自分にとって「これはいいもの」とわかっていたり、

大切であったり、欲しているものであったり、

とても好きなものであったりすると、


それを壊したり自分から引き離して

分離させるときの「リアルな感覚」みたいなものを

実感する、


その「実感」がほしかったりするんです。


ほんとに矛盾した、

客観的に見ると、素直でないというか、ナンセンスにすら感じる心の習性なのですが、

「分離欲求」ってのは、けっこうあるのです。


痛みとか、

つらさとか、

悲しみ

孤独、


そういったものを呼び起こしたりすることで、


自分の「生(せい)」のそのリアルな感触を通じて

生きていることを感じたい。


どれだけ欲しているか感じたい

どれだけ好きか感じたい

という感じです。


めんどくせーーーって思いますか?(笑)

うん、たしかに、素直じゃないなーって感じなところありますね。


で、大事なところいきます。


分離欲求は

「自分の生命感(生命力・生きてる感触)とつながりたい」

という「一体欲求」でもあるんです。

離れたいという「分離欲求」と、

つながりたいという「一体欲求」。



これは真逆のような感じですが

ほぼだいたい、セットで働いています。


一体化したいものから遠ざかる行動や

離れたいものに近づいてしまう行動




根本的には「欲求」の一番トップにある「安全欲求」という

「自分の生命(存在)を安全に保ちたい」

という欲求に起因していて、

「一体感」=「安全」という感じがほしい。

でも、


これもひとつのケースですが、

「一体感」というのは、慣れてくると感覚が薄まります。

最初に感じていた「一体感」が薄まってくると

それによって満たされていた「安全(安心)」の感覚も薄れてきます。

なので、自分自身のエネルギーを、ある種ドラマチックに感じさせてくれる、「分離」を自分で起こしたりするんですね。
人の心ではしょっちゅう起こっているんです。


この分離欲求ですが、強くなりすぎたり頻繁だと

人生が刹那的になるというか、

いつも自分から、孤独の方へ、孤独の方へ

と進んでしまいます。

素直につながっててもいいはずの人とか

所属しててもいいところとかからも

離れてしまったりするんですね。


もちろんネガティヴな作用ばかりじゃないです。欲求にはなんらかの前向きになニーズもあります。


でも、先ほども述べたように

分離の欲求があまり強いと、孤独を選んでしまうとか、

破壊的な傾向を持つこともあるのですね。


もしみなさんが、

自分の願望を叶えたいとか、

人とともに幸福に生きたい、

と思っている場合(多くの人がそうだと思います)、

この「分離したい欲求」が過剰にドラマチックに

働かないように、注意深く観察してみるといいです。

分離したい欲求を見つけたら、

「ほんとは一体感がほしいのでは?」

と自分に問いかけてみるのもいいと思います。











最後までお読みくださりありがとうごさいます!

引き続きご愛顧をよろしくお願いします。

師岡絵美里

2018年8月2日木曜日

悪とは。スワミサッチダーナンダ師とヨガナンダ師の教えからの考察


オンライン講座のお知らせ&ヨーガ哲学コラム


こんにちは。EMIRIです。


ここのところ何度か、ヨーガ哲学のワークショップや、自分の担当クラスの前後、そして先日の音楽&ヨガのライヴの中でもシェアしていたヨーガのグルの教え。



それは「悪とは」

というお話。



ずっと読んでいるスワミサッチダーナンダ師の講話集から。

「究極的な力のほかには、悪もなければ善もない。ただものごとへの近づき方に、いろいろな角度があるだけだ。」



これに続き、



「困難やトラブルのすべてが、形を変えた祝福だと言われるのは、そのためである。
(中略)
それらの経験の隠れた目的を知り、それらを受け入れるなら、われわれは決して他者を咎めないだろう。」

と。

そしてこの後のくだり、


「では悪とは何か?

”間違った場所に置かれたもの” である。

ーーーーゴミのように。

間違った場所に置かれた正しいものは一種のゴミであり、

それは掃除される。

神の力は同じである。それは善くも悪くもない。

それは電気のようなものである。

電気は聖なるものか邪悪なものか。

電気は中立である。

それは”ただ在る”。

しかし近づき方一つで、恩恵にもなるし罰にもなる。』



と。(「自己を知るヨーガ」より)




私たちを取り囲む世界(世間)は、

物事を良いか悪いかで見る目線に溢れています。

一見中立そうに見える情報の中にも

根底にはなにかしらの正義をかざしたものが多く

どこか「ある一方」からしか見ていないものが多いと感じます。


「正義」はそれぞれの主観で変わるもので

その「拠り所」を決め込めば決め込むほど

多様性を持たない硬い斧のようになり

物事を強打できる武器にもなります。


そうやって破壊的にフォースをかざしてしまうと

最初は「善なる正義」だったものも、

ある別の一方から「悪だ」、と、その主張の斧で叩かれる。



それは個人的な生活の中にも、

国や社会に広がっている集合的な認識にしても、

あると思います。



ヒンズー教の聖典「バガヴァッドギーター」を読んでいると

そういった事柄に自分なりの視点を探求することや、

常に自分自身の盲目さを疑い、視座を更新していくというような

高度な洞察を要求されることが多く

何度読み返しても、自分の内面の弱点や癖に気付かされたりします。


悪と正しさ。

ひとつの観点でだけ決めてしまうとなんの創造性もなくなってしまう、このふたつのフォースを、

グルは、

『間違った場所に置かれた正しいもの』

と表現されています。

そうだなあと思います。


置き場所を間違えた「良いもの」は「悪的」になってしまう。

その「配置違い」はジャッジの対象とされ、

それは悪だ、と排除される。




では置く場所、配置を間違えたことが悪なのか。

そんなことはないと思います・・・。


神様は、全体像が完成したパズルを私たちに託したのではなく、


「どんな絵になるか」


という経験を与えてくれている。




私の大好きな、ここでもよく紹介しているパラマハンサ・ヨガナンダ師は次のようにも言っています。




悪とは、本当の喜びが欠如していることです。

それが悪を悪たらしめていることです。

(中略)

悪は、人が内なる喜びを得ようとするときに登場します。

そして私たちを、あの神なる喜びから引き離そうとします。

なんであれそれが悪なのです。

それは私たちの本来の姿から、人生において本当に望んでいるものから、私たちの意識を引き離します。

それゆえに悪なのです。』




このくだりでは、ヨガナンダは、内面的な悪についてを語っています。

心のありようの中で起こる

「本当の喜びの欠如」

を指しています。

それを自分の心の中で見出そうとするときに、

同じ自分の心の中で起こってくる、喜びへを向かわない感情や欲求。





本当の喜びとはなにか、それは自分自身の内面の神性に気づき、

そこに寄り添い、

その中でやすらぐことのように私は思います。




神というのは、言葉でいうと特定の宗教的イメージが限定されるかもしれませんが、

スワミ・サッチダーナンダ師の言葉を借りると「究極的な力」であり、

それは自分の中の深いところでしか見出せない

自己の核みたいなものだと思います。


自分の内面を探っていく作業は、

外界で起こっていることに触発され、助けられ、進んで行きます。

なので、外界に対してもジャッジできることなんて

ほんとはなんにもないですね。






物事の見方において

善か悪かの二元に頼らない視座を持ち、

「一体なにが起きているのか」を見て

そして見たところでそれをジャッジすることを目的としていない

 ただ見る、ただ知る

それが感情と理屈を超えた、

神さまと一緒にこの世界を見ている目とも言えると思います。



そういった心理的態度は、人間の心という不安定で

たくさんの矛盾がいっぺんに起こるフィールドでも

なんとか見いだせる、

「愛の目線」なんだと思います。




自分も人も物事も、いろんな要素でできあがっている有機体。

それを、良いか悪いかだけでジャッジすると

結局、狭くなるのは自分の心で、

狭い箱の中に硬いものがたまっていく。

心が、固定化された観念や感情でぎゅうぎゅうになっていく。

対象が、創造性を欠いた単一の出来事にしか見えなくなる。



それは避けたいですね。

思っただけで苦しいです。


どんな事柄の中にも、クリエイティヴな発展性があるはずで、

自分の近づき方次第なのだと思います。



だから簡単にジャッジしたりしないで、

決めつけないで、

そこで何が起こっているのか

自分の中で何が起こっているのか

それを曇りない目で見ていたいなと思います。






ヨーガの哲学に触れると、人生の捉え方、

物の見方が変わっていきます。

それは一回の変化ではなく、

より広く深く更新されるべきもので

終わらない学びがそこにはあますね。




こういった内面的な作業をじっくりやってみたいかたは、
ぜひオンライン講座もチェックしてみてください。
今募集中のものは、どちらのコースも上記のようなグルの言葉を得て考察する内容が含まれています。



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今日のコラム内で引用した書籍はこれです。

どちらも私の愛読書です。

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感謝をこめて
EMIRI