EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2019年11月25日月曜日

メルマガアーカイブ「シャウチャ」


2019年の締めくくりに、ヨーガ哲学を学ぼう


「楽しく学ぶはじめてのヨーガ哲学」




結果から言いますと今年作ったこのコース、自分的に今年の大ヒット作になりました。


大ヒットというのはすごい受講人数が殺到したとかそういうことではなく(相変わらず毎回少人数制です♫)、受講してくださった方の精神的な変化や、人生への新しい視点の導入に貢献できたという意味での大ヒットです。


もともとこのコースを作ろうとした動機は、ヨーガ哲学なるものを「敷居高いもの」と感じずに、“私でも受けられるかも”と思ってもらえるようなコースを作って、はじめての方でも入りやすい環境を作りたかったのです。


また、これまでオンライン講座のメインとして開催していた「6ヶ月集中コース」などに参加するのは “まだ早いかな・・”と思っている方や、オンライン授業を受けるのが時間や都合的に難しい方のために、動画だけで学習できるスタイルに挑戦してみたかったというところもあります。


しかし動画を作るっていうのは、生配信や対面講座で話すのとは違う「制作」の受難もあり、ほんとハゲそうなほど(笑)考えながら、何回かの作り直しもありつつ作ったのですが、幸い髪も無事に制作でき、結果すごく実りある学習コンテンツが作れたと感じています。


ただやはり、動画だけ送って「はい観ておいてね」というのは私のやり方ではなく、ヨーガの精神性というのは教える人と教わる人のコミュニケーションがあって理解が進んでいくものなので、関わりを持ちながら進んでいくというスタンスはこれまで通りにしました。


ある仕事上の知人は、そこまでパッケージとして完結した動画集を作ったのだから、もうセット販売みたいにしていつでも購入できるようにしたらどう、と言ってくださった方もいたのですが、それも一つのやり方だとは思ったのすが、このコースに関しては、受け手の近くにいて「学習の伴走」ができる距離感で進めたいという気持ちがクリアだったのですね。


結果的そうして良かったなとつくづく感じています。




受講を終了された方からいただける感想のコメントが、そう思わせてくれました。とても嬉しかった感想メールをひとつ紹介させていただきます。





「えみり先生

心が穏やかでした、この6週間。

そして変化が穏やかに、けれどハッキリと!現れました。

自分の心を洞察するようになり、

わっと感情に流される事がなくなり、

感情がたかぶることがあってもそんな自分を一歩ひいて観察できるようになり、

相手を労る気持ちが生まれ、

人が喜んでいる事、悲しんでいる事に共感できるようになり、

目の前の事に一生懸命に集中する事が出来、常にサットヴァ(純質)であるように考えていたり、

気持ちが少し落ちた時も、サットヴァな気持ちならコレをどう解するかしら?と考えられるようになり。

親切になり。

ちょっと面倒だなぁ…と思った時も、神様に捧げよっと、と思えるようになって、

なんとなぜか旦那までヨガを毎日するようになりました(笑)

そして家族が明るいっ(涙)

自分が笑顔でいる事で人間関係が明るくなる事は分かっていたけれど、心から笑顔でいる事が出来ずに苦しんでいました。

ヨーガ哲学、ビフォーアフターでこんなに変わるとは。

だけどエミリ先生のおっしゃる通り、人間は忘れやすいから、こんな素敵な気持ちで毎日生きて行けるように、勉強を続けて行きたいっ。と力強く宣言したいです!!!」






ヨーガってすごいですね。

「知識」というのは光だと思って教えています。

本当に良いことを知ること、それは解放につながります。

今年最後の12月開催、あと4名ほど受講可能です。

ご興味ありましたらぜひチェックしてみてください。




「楽しく学ぶはじめてのヨーガ哲学」

動画で学ぶヨーガ哲学入門コース

12月開催を募集中です。

詳細はサイトにてご覧ください。

2019年11月27日24:00まで、最終割引にて募集中です。


ヨーガの教え

「シャウチャ(清浄)」


ヨーガの「実践論」としてもっともポピュラーな教えの一つではないかと思います。



シャウチャ。

清浄であること、と説きます。



物理的なレベルで言いますと、自分の体および環境などを清浄に保とう、という教えです。



深いレベルでの解釈もありますが、シャウチャにおいて実際に行う事というのは、もうほんとにそのまんまです。清浄を心がける行為です。



まず自分の体を清潔にしておこう。

これは古代のインド人の「聖」の感覚がそのまま入っているように思います。


日常的には「汚れたので洗おう」という順番がメインかもしれませんが、宗教的観点からだと、聖なるものに触れるとき、聖なる物事に向かうとき、その前に禊(みそぎ)!という考え方が絶対です。ですので、ヨーガをする前には沐浴をします。


「ヨーガして汗かいたからシャワーしよう」ではなく(それはそれでするとして)、ヨーガを通じて純粋性に向かい合うのだから、その前に自分を清めておこう」という発想になります。



運動的なヨーガであっても、それは精神の純粋なところへアクセスする行為ですので、ドロドロな体や一日終えて汚れた体では向かい合うのではなく、神聖な行為に向かい合える準備をしてから行うもの、という感性なんですね。



お仕事帰りにヨーガのスタジオに足を運ぶ方も多いかと思いますが、クラスを受講する前に濡れタオルで体を拭いたり、汗拭きシートとかでもいいのでちょっときれいにしてから行ってみてほしいです。



ご自宅で練習する際には、軽くシャワーをしてから練習をしてみてほしいです。気分が違いますし、ヨーガに向かい合う心が準備されます。



自宅環境、職場のデスクなど自分のスペースをきれいにするのを日課にして、そして週一回でも月一回でもいいので、自分のスペースではないところの清浄化も手伝ったりするといいですね。何ができそうかはご自分の関わりの中で見つけてみてください。


きれいな状態って心にとって本当に大事なことで、落ち込んだりイライラしたり悲しんだりすると掃除したりする気分になれなくなるように、逆に身の回りが乱雑で汚れていると気分も落ちるものです。


そして、物理的な清浄を心がけつつ、だんだんともう少し抽象的なテーマでの「清浄」も考えてみてください。


心の清浄、ですね。
思考の清浄、です。
感覚の清浄、でもいいでしょう。


思考の中に停滞する雑多な情報や、心が散漫になるような思い、低いところに引っ張るタイプの感情などを、何らかの方法で「お掃除」する必要があります。



心に良い影響を与える書物に触れる、
ヨーガが好きならばヨーガの教えに触れる、


これは必須だと思うますし、経典の中でも繰り返し奨励されます。



人に笑顔を向ける、
体を労わる、



そういったことも、心の清浄を助けますね。




シャウチャでした。


基本的な教えなので言葉は聴き慣れている人も多いかと思いますが、重要なのは日々の小さな実践と継続なので、できるところから意識しをして実行するといいですね!



ちなみに私は、家の掃除が好きで、掃除すると本当に癒される感覚が高まります。

それ以上特別なことはしなくても、「自分にとっての幸せ」を見失わなくていい心の軸になります。


 

最後までお読みくださりありがとうございます。

ナマステ
EMIRI

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