踊りって、踊る人の生命力が高いだけではなく、観る人の生命力も上げて行くものです。
踊っていると、自分が世界の一部であることに大きな解放感を感じます。
先週末、大月のピラミッドセンターにてヨガと音楽の融合したリトリートをやってきました。(リトリートについてはまた書きます。)
三日間のリトリートの中日の夜に、出演者みんなでライヴを開いたのですが、これがとてもよかった!
Masumiさんの誘導で踊るキールタンは天国にいるみたいでした。みんなの放つ自然な和音が本当に美しかったです。
私は今月の舞台で踊る「産~SAN~」という曲を一足はやく披露したのと、
一緒に開催した AKI-RA sunrise氏の演奏で即興のセッションをしました。
ライヴの写真があんまりなくて載せられないですが、私とAKI-RA氏の動画がまたアップされると思うのでお楽しみに。
「産~SAN~」は、女の人や女性の体の持つ要素をただそのまま踊るナンバーです。隠さないで踊ってみる、という感じかなあ(笑)。飾りもしない感じです。
女の人って、生きてから死ぬまで一生「産む」ということから離れられない生き物のように感じます。それは子どもを産むことだけではなくてね。産んで育まずにいられない。何かをね。
写真は、「産~SAN~」の中で出て来るポジションです。石の上なので完全に再現できないのですが、このポーズがこのナンバーの全部を語っている、と自分では思ってます、伝わるかどうかは別として(笑)。
何を表しているのか。みなさんの感性に任せて。
ピラミッドセンターのライヴには大塚靖世ちゃんとMasa君が加勢してくれて、それぞれのソロ作品を踊ってくれました。これもとてもいい時間でした。
それまでない何かが出てきた、それをその瞬間観させてもらえるというのはすごい感動だし光栄な瞬間だなと思います。
人って常に成長できるけど、でもいつどんな感じに成長するのかは未知で、
ある瞬間本当に発芽するように光を出す時があります。
私たち踊り手も同じで、練習している時の産みの苦しみみたいな時間はあるんですが、
ある日とつぜん、ポンと芽が出て。
蓮の花が咲く瞬間に立ち会えると、本当に神様を観たような気持ちになれるように、
人が咲く瞬間とは、光ですね。神様が見えます。
やすよちゃんのソロは、今月のステージの「雨」を踊ってくれてました。
曲は私が好きなもので今回の舞台のテーマにあうものをセレクトして編集したものなんですが、やすよちゃんが踊ることでその音の純粋さが前に引き出されていました。
観ていると自然と涙がこぼれるような、そんな純粋で清い踊り。
やすよちゃんの天性の踊りだなあと改めて思いました。
ピラミッドセンターでのリトリートは、
こんな川辺で踊りながらヨガをしたり。すばらしい時間でした。
さて。
練習してまーす。
18日、観に来てください☆
スペシャルダンスショーケース
「それはすべて愛のこと」
出演:大塚靖世・馬路春菜・師岡絵美里
Masa Suzuki・笑己
パーカッション:赤座仁
日時:2015年6月18日(木)
場所:大田文化の森・大ホール(自由席)
19:00開場/19:30開演/21:00終焉
入場料:前売り2500円 当日3000円
※乳幼児未就学児の入場不可/小学生1000円(ご希望の場合はお問い合わせください)
■前売りチケットのご購入・お問い合わせ
サイトでのご購入もしくは出演者からもご購入できます。
【スピリチュアルヨーガ・ハートマトリクス】
http://www.heartmatrix555.com/home/ダンスパフォーマンス/
絵美里
0 件のコメント:
コメントを投稿