EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2016年2月1日月曜日

ヨーガの先生のアシスタントについて


長いワークショップやリトリートなどではアシスタントに入ってもらうことがあります。


私がクラスや教えることに集中できるようにたくさんフォローしてもらって、いつもありがたい存在で感謝しております。


子供がもっと小さかった頃は完全にシッターさんとしていてもらったこともたくさんありました。彼女たちの存在なくしては私の活動は成り立たなかったので本当に感謝しています。

いつか逆の立場になった時とか、何かできる時には助けになれればと思っています。



で、先日、



「どうやったらアシスタントになれますか」



という単刀直入、超シンプルな質問を受けました(笑)


うーん、そうですねえ、

私個人の感覚ですと、アシスタントを頼める方、もしくは申し出てくれる方との間には、ヨーガクラスの外での交流や信頼が「かなり」ある人で成り立っていると思います。


「ちょっと」、じゃないです。「かなり」ですね。


例えば次回のバリ島でのリトリートに同行してくれるマサくんとは、ヨーガ以外でもダンスを一緒に作ったり活動を共にしています。
彼は一人でもなんでもやれるし、自分でしっかり決められる人なので頼りになります。出会ってからの時間ではなく密度と質なので、
そういうのはやっぱりわかります。


前回のバリリトリートをバックアップしてくれた美季ちゃんとは付き合いも長く、どのタイプの話でも共にできる間柄です。
本当の家族ではないけれど、ある意識ステージでの家族っぽくなってきた感じです。ソウルファミリー。
同じく同行してくれたかさっちこと笠原美奈氏も、すごく察してくれる人で、「教えること」で私たち講師がどのくらいエネルギーを使うのかを理解してくれるので、それを近くでわかってもらえるだけでもこちらが癒されます。

本当に「相性」とか「マッチング」みたいな感じ。


あ、あとはね、私の場合アシスタントしてくれる方との関係はいわゆる師弟関係とは違うので、アシスタントさんが精神的に自立していることもかなり大事です。
自分のやりたいこととかビジョンがある人。



「どうやったらアシスタントになれますか」と質問してくださった生徒さんは、私のアシスタントになりたいというわけじゃなく、自分が好きな先生についていろんな活動を共にしたい、と思っているようでしたので、私の個人的な意見だけじゃなく、広い意味でのアシスタントさんの求められるものを書いてみます。



おそらく、「こういう人がアシスタントにいい」というような積極的な書き方をするとそれはきっと個人的なニーズにだいぶよってしまうと思うので、

ここでは「こういう人はなしだな」というネガティヴな書き方をしようと思います。

その方が広く一般的だと思いますのであえてね。






□先生はヨーガのことや自分の疑問に何でも答えてくれる、と思っている人や、それを望んでいる人。


もちろんベースは伝えますが、体験の中で自分で考えるのがヨーガですので、依存心を持って入ってくる人は先生のアシスタントは難しいと思います。
そういう人がずっと近くにいると先生であっても疲れちゃうのです。



□ノウハウなどを盗もうと思っている人

つまり、先生のやっていることが好きなんだけど、でもそこに対して敬意を持てない人ですね。

ヨーガの先生は寛大な人が多いし、与えることに対して開いている人がほとんどだから、どうぞどうぞと出してくれると思います。
それでも!近くにいる人があからさまに「搾取」していくと、先生でも消耗させられます。
そのうちに一人でインドとかに行って数年帰ってこない、とかになってしまいますので気をつけて。


まあでも先生がたは大抵こういう人を見抜くので、もともと近づけないかもしれないし、あるところで解任することで「教え」をする場合もあるでしょうね(笑)。



□先生のプライベートを他でばらまく人


アシスタントをしたりすると、先生のクラスでは見せない表情やプライベートに近いところまで関わることにもあると思います。

そういった事を、他の生徒さんなどと混ざって楽しく話してしまう人は、・・・なしですね。


生徒さんたちが自分の好きな先生や教わっている先生の事を知りたい&話したいと思うのは、よくあることだと思います。慕っているからこそ話したい、というのもありますよね、きっと。


でも低いレベルでの興味に乗ってしまう人は、先生をアシストできないと思います。不向きです。

先生のこととかスタジオのこととかを、
興味、好奇心、ゴシップ感覚で話す人も、たぶんたくさんいると思います。


そしてヨーガをやっていたとしても、面白い話題として先生のことをあれこれ話したい人もいるのは、仕方ないですね。
どんな人でも入ってこれる、裾野が広いのもヨーガのいいところなので、いろんな心の段階の人たちがヨーガをする分、
みんながみんな本当の意味での「尊重」をベースに生きているわけではないのも事実です。
そこを引き上げていきたいのですが、時間もかかります。


なので、外で先生のプライベートや、先生自身が自ら公開していない個人的な事を「軽く」話してしまう人、話題として提供してしまうような人は、無理だと思います。

もしあなたが、本当の意味で先生に近づきたい、もっとヨーガを学びたい、と思うなら、
例えばスタジオフリークな人たちのコミュニティとか、
他人の事をおしゃべりするのが好きな集まりには入らない方がいいと思います。

もし入りたくても、そうしないでいられるならば、逆に素質あり。可能性が開けます。




そんな感じです。
他にもあるかもしれないけど、とりあえず。


Namaste
師岡絵美里

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