EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2016年6月8日水曜日

ダルマについて思うこと。


哲学の講習をしているとその中で、

「自分のダルマを知りたいです」

という風におっしゃる人が多いです。

その気持ちわかります。

ダルマは文脈によって色々な解釈ができるので、一言に言いにくいのですが、法、義務、摂理、場合によっては役割という感じなど、

確かに自分のこの世での役割や、言い方によっては使命みたいなものがわかったらと思う気持ちはわかるのですが

でも「わかろう」としてつかみ取れるものかどうかというと、なかなか意図してそうはできない気がします。


マインドはすぐにドラマを構築する癖があります。

その心の動きは曲者。

自然の摂理に「欲」は通じないから、

マインドで生成したドラマはあんまりうまく機能しない。




自分のダルマは、

 一生懸命に生きてみてること

 結果への期待を放棄すること

これらを同時にやり続けていると見えてくると思います。



でも・・・

そうやっていって”実際に”見えてくることは、


一生懸命に生きてみてることと結果への期待を放棄することそのものが、ダルマなんだなと感じる

(笑)!!!



「方法」だと思っていたこと自体が、存在意義であり目的だった。


だからこそあれこれ考えていた時には、ツールと目的の「誤差」ばかりが気になったんだ、と気づきます。


生き方が中途半端だからすべてが「途中」であり「未然」な感じがしていただけで、

なんであっても本気で生きて本気でやってみれば全てがダルマに叶う。


そう感じます。


だから「やりたいこと」を無理に探したりする必要はないと思うし

使命とかを探すよりも、

今を一生懸命生きて、心を開いていることの方が

ドラマチックな使命感で何かをするより「自然」だと感じる。



梅雨時期に入ったのか、気温も上がってきて

うちのベランダのコンクリートの隙間のわずかな土から

いろんな草がおもむろに生えてきました。

それが何の役に立ってるかわかりません。使命とかもわかりません。

でも、見ていると心が洗われます。

人の存在のそもそもってそういう感じじゃないかしら。

ダルマって、たいそうなことじゃなく

純粋に生きることなんじゃないかと思います。



い〜〜〜こと言った。
自分が好き。


EMIRI





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