EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2015年9月1日火曜日

意識と目の力


私たちの心・精神の世界を理解するために、「意識マップ」なるものがあります。みんななそのような名称で呼んではいないと思いますが、全人間に共通する意識のステージのことです。

その意識マップにおいて、人間の持つ意識の中で、一番スケールの低いものは「恥」の感覚です。

恥を感じている時、人は自分の人生を悲惨なものとして体験し、自分は排除の対象だと感じます。救われることすら恥ずかしく感じます。

筋力活動や筋力そのものが最も弱くなり、生体システムも最も低下します。

本当です。
自分のことを恥ずかしく感じてみてください。その時、脳も筋力も内臓も萎縮しています。もっとも力が弱くなる概念なんですね。恥。

穴があったら入りたい・・・と言いますが、そうもう力が出ないしエネルギーレベルも最低値なので、穴でも布団でもいいから入ってしまいたいレベル。


心がね、最も萎縮しちゃってる状態です。
恥ずかしい。

もし恥の意識をつよく感じて、力がないような感覚がしたら、

ぜひ穴には入らずに体を開いてみてください。

伸びをするとか、上を見るとか、ストレッチをするとか、

筋力から取り戻してみます。

潜在的に深いレベルの恥は、時間がかかるかもしれないですが、

日常的なものや、ちょっと落ち込んだ、くらいのものだったらまず体でなんとかいけます!

もう少し深いものには、人にやってもらうマッサージがいいと思います。
筋肉の萎縮を取り除き、そのうち内臓がほぐれ、脳がほぐれ、
だんだんと精神の内部の緊張をほぐすのがいいです。
人に触ってもらうということは、「恥=排除」とは反対の感覚、「肯定」と「受容」の感覚を養ってくれます。


意識レベルの低下のバロメーターとして、自分自身で把握できるものがあります。

それが「目線」で、

意識のスケールが下がれば下がるほど

何かを直視したり、こと人の目を観ることができなくなっていきます。


ヨーガでは目の置き所を大事にしますが、それはただの型ではなく

意識レベルを引き上げて行く練習なんですね。


人と人も、目をしっかり長く合わせていられる。


これはとっても深い信頼や、純粋さ、恐れのなさの現れです。

忙しい時でも、誰かが話しかけてきたら、まず目をその人にしっかり向けることで

お互いの意識レベルがあがります。

やってみてください。


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