EMIRI MOROKA -HEART MATRIX-

師岡絵美里のブログです♪


2014年5月25日日曜日

コミュニケーションについて


昨日開催しました「ヨーガスートラ教室」ワークショップで、
人間関係とかコミュニケーションについての話題があがったので
ここでシェアします。
みんなそういう時期なのでしょうか。同じ話題が別のヨーガトレーニングの場などでもあがっていたので、
タイムリーなのかもしれないですね。

私が感じることですが、

人と話す時に心がけていたいのは、その人が自分の可能性に勝手に気づいていけるような
こちらの言い方や言葉の選択すること、と感じております。

でも選択しようと思っても、考えてそれができるかと言うとそうでもなく、
実際に人と話しているときは、思考で言葉を吟味していない時もたくさんあります。

もし私の「人の話の聞き方」が参考になるならばアイデアのひとつとして使ってみてほしいのですが、
私は、人の話を聞く時、それが直接であろうと、電話で顔が見えない時であろうと、
またはメールなど文章を読む時でも、

自分自身がちゃんと呼吸をしている状態を保つようにしています。

いつからこういう意識が自然とできるようになったのか覚えてないのですが、
ヨーガの呼吸法を好きで実践していた事の恩恵だと思います。

自分が静かに、できれば深く、呼吸をしながら人の話を聞いていると、
その後自分がコメントする時に、何かしらの偏見に寄ったコメントは出にくくなります。
裏表のある発言もなくなります。
また、どちらかの肩をもったり、共感のあまり相手に同調しすぎることもなくなります。


私の話ですが、昔からそういう冷静さがけっこうあって、
中立でいることとか、相手に入り込みすぎない事はけっこう得意でした。
自分のペースと保ち続けることとか、飲み会で自分の決めたタイミングで必ず帰れる事とかも含め(笑)。

昔はよくそれで、「距離」感じられる事が多かったんですね。客観的すぎて。
自分のペースを貫ける事が、仲間っぽく感じられないような。


でも最近それがないのです。

すごく、人と仲良く、というか心くだけて、
その時だけの出会いだったとしても親密な感覚をお互いに覚えます。
これは不思議のひとつ(笑)。
私の醸し出すものが、大人になったのでしょうか(笑)。
つき合う人達も、きっと大人になっているのでしょうね。


ちょっと話がそれましたが、

人の話を聞く際に、自分自身の呼吸を静かに深くしてみてください。
深い呼吸ができてるってことは、自分自身の芯のところにいるという事なので、
本心から離れすぎた発言とか、相手に合わせすぎて自分が疲れてしまうようなエネルギーの使い方も減ると思います。

そして時として、人といつでも意見が同じではないことも静かに認められるし、
もし意見が合致しない場合でも、
自分が優しい呼吸・深い呼吸をして自分自身とつながっていれば、
相手を言い負かそうとか、相手の可能性を狭いところに追いやらない「何かしら」の表現ができるように感じます。


人はみな、最終的には自分の心を自分でどうにか温めて、育んで、高いところに持ち上げなければいけません。

でもその背景には、人と人のつながりの温かさがなければ、私たちは「自立した自分育て」ができないのではないかと思います。
なのでコミュニケーションとは、一生通じての課題ですよね。

人の多様性を認める、というのは「言うは易し」だと思います。
自分の中に何かしらの偏った認識や基準があるのは常です。
でもそれも認めながら、だんだんと自分の心を浄化し、いろんな人といろんな形で「創造的な関わり」を持てるようになってくるのだと思います。

そのキーワードはやっぱり

謙虚さ

だと思います。
これもまた、言うは易しかもしれません。
人間って傲慢な方向に行こうと思えばいくらでも行きます。
無自覚に。


謙虚さをいつも思い出せるように、瞑想は欠かせませんね。


そしてやはり、“みんなで幸せになろう”と目指している時代ですから、
他の人の幸福に毎秒貢献していたいですね。

私たちの中のエゴができるだけなくなり、
一人一人への尊厳をいつもで感じながら生きていけますように。
信愛を教えてくれたクリシュナの名のもとに。



心優しいみなさん。
最後までお読みくださりありがとうございます。

ナマステ

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